正しいダイエットの進め方|代替プランの効果【完璧主義必見】


ダイエットを進めるに当たって何か注意することある?
○○ダイエットなどと様々な手法が各メディアで紹介されていますが、その効果的な進め方を説明しているものほぼありません。
「ダイエットが続かない」というのはほぼ全ての人が通る棘の道だと思います。
ダイエットの失敗とマインドの関係について別のページで解説しました(単なる気合や意志力の問題ではない)。
このページではダイエットを身につけるための進め方を解説します。
いかなる手法であっても、ここで紹介することを念頭に置かなければダイエットを成功に導くことはできません。

どうしても結果を気にしちゃう人にオススメの考え方だよ!
プランBの設定
結果の追求はダイエットの妨げになりますが、全く目標がないのも心理的に厳しいです。
そこでオススメなのが、プランBの設定です。
BはBack Upのこと、すなわちメインの目標や手段の代わりを用意しておくということです。
プランBには以下のようなメリットがあります。
偏ったダイエットの防止
多くの場合、体重を基準にしていると思いますが、目標を体重以外にも設定するということです。
例えば、体脂肪率や筋肉量、ボディラインなどのほか、ウェイトの挙上重量や走力や体力の向上など様々なものが考えられます。
複数の目標を立てれば、食事制限のみではなく、有酸素運動や筋力トレーニングを取り入れるといった具合に、おのずと手段も様々なものに取り組むことになります。
結果として、偏ったダイエット手法に陥るリスクを回避することができます。
モチベーション維持
たった1つの目的や手法しか用意していないと、それが順調にいかなかったり中断すると途端に頓挫してしまいます。
例えば以下の通りで、誰しも経験があることだと思います。
・停滞期に突入し、体重が減らなくなった
・せっかく食事制限をしていたのに、飲み会に行ってしまった
・梅雨入りし、雨で走りに行けなくなった
しかし、目標や手段が複数あれば、以下のように考えられるようになります。
・体重は止まっているが、筋肉がついてきた
・飲み会には行ったが、お酒は飲まなかったしトレーニングに必要なタンパク質を沢山摂取できた
・雨で走りに行けないから、家で筋トレをしよう
このように、一部の目標や手段が停滞しても別の目標が順調に進行していたり、手段の切り替えができたりすれば、モチベーションの低下や挫折を防ぐことができます。
注意点
プランBは多いほど有効と言えますが、1つだけ注意点があります。
あくまでバックアップであり、それぞれの目標や手段を両立させようとしてはいけないということです。
大きな目標を目指すダイエットを、長距離を走る駅伝やリレーに例えるなら、バックアップはチームメイトに当たります。
1人では難しい距離もタスキ(バトン)を繋ぐチームメイトがいることで完走することができます。
当然チームメイトが多くいる方が様々な戦術を組むこともできるので、多いほど有利になります。

もちろんほんとの駅伝だったら人数の上限はあるけどね
ところが両立すべきものとしてしまうと、途端に競技が2人3脚になってしまいます。
誰かが転んだらまとめてみんな転んでしまいます。そして多いほどコケやすい。
これなら最初から1人で走っていたほうがまだマシです。
特にまじめな人、完璧主義な人ほど気付かぬうちに、両立させようとしてしまう傾向にあります。
バックアップの長所を最大限に活かすためにも、この注意は必ず念頭に置いておきましょう。

これやっちゃいがちだなあ…
あれもこれもやって「ストイックでこそダイエット」って

ダイエッターは自分の理想(幻想)像が高い傾向あり。
気軽にやろうよ!
まとめ
仕事や学業などのタスクもある中でダイエットをしようとすると、どうしてもシンプルで取り入れやすい手法の一本鎗になりがちです。
そうした手法では効果が出なくなるにつれて過度になってしまい、失敗する可能性が高くなります。
ここで紹介したように複数の目標と手段を設定することで、結果を見てしまっても挫折しにくくすることができます。
ダイエットの達成状況を計る指標を数値に頼るのも危険な傾向と言えます。
見た目がスリムになってきているのに、体重が増えているからダメだと言う人は多くいます。

やっぱ体重とか体脂肪とか気にしちゃうなぁ…

体重書いた名札つけるわけでもないし、体重が軽いって聞いて急に綺麗に見えることもないからただの自己満足!

確かに相手に見えてるのは私の見た目だけね!
プランBで目標の多角化を図る上で、数値ではなく容姿から変化を見極める目を養うことも重要だということです。
てなとこで。
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