【家計簿公開】令和5年11月のやりくり結果|ブラックフライデーに踊らされた月
毎月、好例行事になってる家計簿公開(今回は令和5年11月分)です。
平凡極まりない収入でそれなりの資産を築いてきた、やりくりの経過を公開しています。
参考までにぼくのお金周りの状況はこんな感じ
【ぼくのお金事情】
・月の手取りが20~25万くらいのモブリーマン
・元々はかなりの浪費家(浅く広い趣味)
・一念発起して浪費家マインドを脱却
・2023年に遂に資産3000万円を達成
家計簿公開では大まかに以下のような内容・順番で紹介していきます。
1 収入の部:その月の手取りと収入の割り振り
2 支出の部:その月の実際の支出額と費目ごとの内訳
3 成果の部:収入・支出の傾向と貯金額の合計
平凡な収入と言いつつも生活環境など少し特殊な部分もあるので、全てをそのままマネっ子するのは難しいと思います。
ただ部分的にでも参考になったり、モチベーションアップに繋がると思うので、できるところだけでも取り入れてみてください。
特殊な部分についても本文で軽く触れてるよ
1 収入の部
まずは令和5年11月の手取り収入です。
今月の手取り収入:231799円
手取り額は10月とほぼ変わらずですね。
標準的な残業時間(およそ4~5時間くらい)が加わると、だいたいこんな感じの手取りになるってことかと。
手取り22万円台で良いから残業を完全にゼロにしたい
23万円もあれば余裕でやりくりができそうです。
具体的な振分けは次のパートで紹介します。
1-1 手取り収入の振分け
手取り収入が入ったらそれを振り分けていきます。
大まかな振分け項目は、先取貯金・変動の少ない費用・変動の大きい費目の3つです。
まず先取貯金として毎月16万円を死守するようにしてます。
食費や通信費など変動の少ない費目はそのまま実額を計上して、その他の時期や金額にムラのある費目は積立金として毎月均等に備えてます。
そして余ったお金を貯金に追加して完了って感じです。
先取貯金とやりくり貯金のハイブリッドだね
この2つを合わせて貯蓄率が80%以上になるように目指してます。
令和5年11月の具体的な内訳は以下のとおりです。
振り分け先 | 金額(円) |
---|---|
食費 | 17831円 |
通信費(スマホ料金) | 326円 |
積立金 | 25600円 |
貯金・投資 | 188076円 |
手取りはそのままに貯金・投資に回す金額が増えて貯蓄率は81.14%となりました。
先月に引き続き目標にしてる80%台を維持でき、かつややパーセンテージが上がりました。
貯金を多めに捻出できたのは食費が2万円を下回った影響もあります。
すごい食事を削ったりしたわけじゃないですが、先月より2000円ちょい削れています。
食費が下がった要因は後ほど分かると思うよ
1-2 積立金の内訳
そして積立金の費目と今月の振分け額は以下のとおりです。
費目 | 積立額(円) |
---|---|
アパレル・美容 | 3000円 |
外食・交際費 | 3000円 |
旅行・レジャー費 | 3000円 |
サプリ・日用品費 | 3000円 |
自己投資・副業 | 3000円 |
交通費 | 2000円 |
緊急費・その他 | 1500円 |
ふるさと納税 | 6000円 |
母への仕送り | 1000円 |
寄付 | 100円 |
合計 | 25600円 |
積立金の内訳は相変わらずの水準を維持です。
ふるさと納税分もとりあえずはステイにしました。
とりあえず今年はこれまでの蓄積分でどうにか乗りきれそう
2 支出の部
令和5年11月に実際に支出した金額は以下のとおりです。
今月の支出額:69112円
手取り収入に占める支出額の割合は29.82%です。
すみません…またしても支出割合3割と普通すぎる水準を叩きだしてしまいました…。
手取りはそのままに支出額がほぼ7万円とかなり高めになってしまったことが要因です。
せっかく食費が安くなったのに他の支出で結局その余剰を食ってしまいました…。
2-1 費目ごとの支出額
各費目ごとに使った金額は以下のとおりです。
費目 | 支出額(円) |
---|---|
食費 | 17831円 |
通信費 | 326円 |
交通費 | 100円 |
外食・交際費 | 9967円 |
旅行・レジャー費 | 0円 |
サプリ・日用品費 | 0円 |
自己投資・副業 | 2528円 |
アパレル・美容費 | 14350円 |
緊急費・その他 | 1000円 |
ふるさと納税 | 10000円 |
母への仕送り | 0円 |
寄附 | 0円 |
合計 | 69112円 |
先月までと比べると、食費がけっこう大きく下がってますが、コレにはカラクリがあります。
と言うのも、ソロ活や飲み会などで外食したことで、代わりに自炊での食事が減ったからです。
その1回分の食事が置き換わるだけじゃなく、添加物など炎症の原因となる物質が満載なので、翌日も食事の回数や量を絞って毒抜きに専念しています。
なので、1回の外食が3~4回分の自炊食を減らすことになり、マイナスが大きくなっています。
2-2 今月の特徴的な支出
ここ数年の支出額の推移を月別に見ていくと、11月から12月にかけて支出額が増加する傾向が浮かび上がってきました。
何かって考えるとブラックフライデーセールが開催されてるんですよね。
サプリやスパイス、洗剤などの日用品関係のストックをセールのタイミングでまとめ買いしてるので、その購入ローテーションが回って来てるってのが1つ。
それだけなら良いんですが、そこに加えて余計な支出も増えています。
今月も日用品に加えてアパレルも増えてるね
アパレルは何かしら必要に迫られたわけじゃなく、普通にズボンが欲しくなって買ってしまいました。
そこまで大きな金額じゃないですが、コレが無ければ標準的な支出額に収まったはずなので、こういう油断もしないようにしないとな、と反省しています。
ちなみに使い道に後悔してるわけじゃない
2-3 住宅関係の支出は?
支出の内訳を見て疑問に思った人もいるかもしれませんが、ここ1~2年ほど特殊な環境にあって住宅関係の費用がかかってません。
今は親戚が使ってない家を使わせて貰ってて、住居費はもとよりインフラ関係(光熱費など)もかからないっていう超絶恵まれた環境です。
完全にこどおじ
最近思ったけどこどおじってワード、あんま良くないよね…
「こどおじ(子供部屋おじさんの略)」と揶揄する風潮がありますが、最近これについてちょっと否定的な目を向けています。
世間的に悪く見える風潮が強まることで、ムダに賃貸で一人暮らししなきゃいけないような気がしてくるからです。
使える実家があるのにわざわざ高い家賃払う意味はないよね
ぼく自身は家賃がかからない以外は一人暮らし同然なのもありますが、単なる僻みだと思ってるのでこういう声を相手にしてません。
ムダな家賃を払う意味はないので、使える実家がある人はこんなノイズは気にせず資産形成に集中してください。
こういうやっかみ言う人って実家暮らしだろうとどうせ貯金できない
3 資産形成・家計管理の成果
最後のパートでは、これまでの収支のバランスや貯金額について見ていきます。
3-1 毎月の収支の関係
毎月の収入・支出の関係をグラフにすると以下のとおりです。
上が収入額で下が支出額なので、この間が収支の差額で実際に貯金できた額ってことになります。
可視化することで、2本のグラフの間が近付かないようにしよう、収入を増やして支出を減らそうってモチベーションになるのでオススメです。
心理学的にもセルフグラフ法って言って効果が認められてるテクニックだよ
収入を増やすって言っても、時間の切り売りで稼ぎを増やす(残業とかバイト)のは質が低いのであまりオススメはしません。
ぼくも残業はゼロを目指して全力です。
このように単月での収支を見るのも良いですが、この方法には難点もあります。
突発の支出増によってグラフの距離が近付くことでモチベを挫くリスクがありますし、自分の正確な支出水準を把握しにくくなるからです。
支出が増えた分だけちょっと変化が(嬉しくない)
3-2 長期で見た時の支出額
単月で見た場合の難点を補うために直近12か月の支出額の平均値も取っています。
以下のグラフがその推移を示したものです。
ここ1年間の支出額は平均すると53645円となっています。
支出は大きく増加しましたが、そこまで平均値は上がらずに53000円台を維持できました。
去年の自分と同じくらいの水準だったってことだね
同水準とは言え若干増えてるので、去年より使ってるってことです。
12か月の平均値にすると上昇が緩やかに見えてしまうので、その点は注意しようと思います。
そんなに増えてないって油断しちゃうからね
3-3 超長期で見た支出水準
先月から期間を区切ることなく、家計記録を開始してから今までの支出額をトータルで平均した数字も計測しています。
それが以下のグラフです。
これまでのトータルの支出額平均は80824円です。
そこまで蓄財に全集中できてない普通の支出の期間も含まれるので、金額自体は高くなります。
ただ昔と比べて資産形成に注力できてること、そしてその成果が出続けてることを確認できるので、当面のモチベーションにはなるはずです。
今月もこちらの数字の減少幅はほんのちょっとで、それなりの金額を使ってしまってることの現れだと思います。
3-4 公開開始からの貯金額
最後に家計簿公開を始めてからの貯金額について紹介していきます。
公開開始からの貯金額の合計が3194748円で、1ヵ月当たりの貯金額に直すと187926円です。
今月は先月と同水準の金額を貯金に回せたので、平均値もほとんど変化しませんでした。
ここ1年の収入平均に占める支出平均の割合を計算すると23.14%と、20%台の前半は保てましたが、先月時点よりは少し高くなってしまいました。
差し引きすると貯蓄率の平均は77%弱ってことで、そこまで大きな変動じゃないですが、支出超過となっています。
おのれブラックフライデー
買う判断をしたのは自分でしょ
まとめ
収入はここ最近と大幅な変化が無かった一方で、支出の方が若干ブラックフライデーのお祭りムードに踊らされた感がある1か月でした。
そこまで支出額が爆増したわけじゃ無いですが、毎シーズンこのマーケティング戦略にハマってるのはちょっとマズいな…とも感じています。
買いたいものを安く買えるならセールは有益ですが、安いから買おうって考えるのは順番が逆なのでNGです。
安くなったから急に必要になるものなんて存在しません。
セールだから買うってのはつまりこういうこと
逆に「セールになったら買おう」ってのもムダ遣いの可能性があります。
ホントに必要なものなら値段がいくらだろうと必要なはずで、安くなるのを待てるなら買わなくても良いものってことだからです。
結局はたまたま安く買えたらラッキーってことだね
値段に要不要は左右されないってのは大事な視点だよ
オマケ お金周りで考えてること
今月は外食・交際費を使って珍しく会社の飲み会に出てみました。
「職場の飲み会なんて…」って最近はムダな支出の典型みたく言われてますが、必ずしもそうでもないな、と感じてます。
結論、普通に面白かったってこと
嫌いな人がいるとか嫌な想いをするのが確実ならムリに出席する必要はありません。
こういうお金は間違いなく心身と経済的なムダ遣いです。
ただ「どうせつまらない」って思い込んでるだけなら、それは機会損失になるかもしれません。
最近はこういう固定観念を持ってる人も多いので、試してみることの価値も考えてみるようにしましょう。
そもそもその飲み会の場が楽しいものになるかって自分次第なとこもあります。
客としてエンタメを消費してるわけじゃなく、自分もそのエンタメを作る側の一員です。
なのでお笑い番組や舞台を見るがごとく、「楽しませてくれるのか?」的なスタンスはいかがなものか?とも思います。
この姿勢も他責思考の1つで、こういう考え方のままだと不幸になることが分かる好例なんじゃないかと。
てなとこで。
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