【ホームジム】自宅トレーニングをオススメする7つの理由|メリットはお金だけじゃない
本格的に筋トレをしたいと思った時、選択肢はジムか自宅のいずれかでしょう。
ぼくもかつてはジムに通っていましたが、2020年頃からの新型コロナウイルス感染による施設閉鎖を機に自宅トレに踏み出しました。
ジムにもホームジムにもそれぞれメリット・デメリットがありますが、ここではホームジムにフォーカスしてこれらを紹介していきます。
このページで紹介するメリットは以下の7点です。
①時間の融通が利く
②試しにやってみることが出来る
③外出が身軽
④トレーニング効率が高い
⑤自由度が高い
⑥人のストレスがない
⑦お金がかからない
①時間やタイミングの自由度が高い
ジムまでの移動が不要なので時間の節約になるというのが1つ目のメリットです。
移動時間を短縮しようと自宅や職場の近くでジムを探す人も多いですが、それでも余計な移動は発生してしまいます。
大抵は都市部にある職場の近くになりますが、逆に出勤のない休日は移動だけで相当なロスです。
しかも立地だけで選ぶと会費や施設に不満が残る可能性も高くなります。
また自宅トレならジムの営業時間や日程などに影響されることがないのもメリットです。
ジムの場合は安全な利用のため、定期的にマシン等のメンテナンスで使用できない日があったりします。
年末年始とかも休みだったり、特別営業料金がかかったりするね
仕事などの影響で遅くなると営業時間外なんてこともあるかもしれません。
もちろん最近は24時間ジムが次々と出店してますが、マシンの使い方が分からない初心者には不向きです。
個人的にあまり遅い時間のトレーニングはお勧めしませんが、ホームジムならこういう縛りもありません。
②トレーニングまでのハードルが少ない
自宅トレに限らず、筋トレやダイエットにおいて多くの人が悩むのがモチベーションの問題です。
最初のうちはやる気があっても、疲れが溜まってくる頃になると徐々にモチベーションが上がりにくくなります。
モチベーションを維持したりアップさせたりする方法は様々ありますが、最も簡単で効果的な対策が継続を阻むハードルを減らすことです。
トレーニングや運動をするまでに必要な行程・ハードルが多いほど億劫になってしまいます。
ジムでトレーニングする場合、荷物の準備から始まり、ジムまでの移動、着替えなど様々なハードルがあります。
一方で自宅トレーニングであればこうしたハードルを最大限に減らすことができ、中でも特に移動がないのは大きいです。
さらに取り敢えず始めることもモチベーションアップには効果があります。
これは行動科学の分野でいう作業性興奮というものです。
掃除でも勉強でも最初はやる気が起きなくてもやってるうちに徐々にやる気になってるという経験は誰しもあるんじゃないでしょうか?
ジムトレーニングの場合は、荷物の準備、移動、着替えは必須です。
やる気が出るか半信半疑の状態でこれらに時間を使うのはリスキーで気が引けると思います。
一方で自宅トレーニングであれば手近なところにダンベルがあるので、とりあえず私服のままでも軽く体を動かしてみるということが簡単に出来ます。
③荷物の持ち運びが要らない
ジムに通うとなるとウェア、シューズ、タオル、ドリンク、その他のギアなど様々なアイテムの持ち運びが必要になります。
トレーニング後、瞬時に栄養を補給したい場合はプロテインなどのサプリメントも必要です。
おにぎりなどの固形食で補給したい場合には、特に気温の高い夏場は傷みなども心配しなきゃいけません。
仕事帰りにジムに寄るとなると相当な大荷物になり、重くて疲れるし嵩張る荷物は満員電車でのストレスも大きくなります。
ジムでプライベートロッカーを借りるという手もありますが、そのためだけに余計なコストがかかるのは何とも…。
その点、自宅なら出掛けの荷物もなく身軽に済ませられます。
着替えを用意しておけば帰って来てすぐにトレーニングに入れますし、サプリメントや食事もすぐに補給できます。
荷物が多くても気にならなかったり、「ロッカー代くらいならいいでしょ」と思える人にとってはメリットにならないかもしれません。
しかし身軽に行動したいタイプで、FIREを目指して1円にまで拘るぼくにとってはけっこう大きなメリットです。
④トレーニング効率のアップ
ジムでトレーニングする人が多く挙げるストレスが、器具やマシンの待ち時間による効率の低下です。
特に平日は仕事帰りにジムに寄る人が多いので、どうしても夕方以降に人が集中します。
食事や寝る時間を考えると、あまり長時間ジムに滞在できないって人がほとんどでしょう。
やむを得ずセット数や種目数などトレーニングボリュームを減らすことになりますが、それでは筋肥大効果が低下してしまいます。
また種目の間隔が空くことでパンプが冷めてしまい、ホルモンや成長因子の分泌効率も低下しがち。
何よりスムーズにスケジュール通りのトレーニングができないこと自体が相当なストレスです。
会費の安いジムは設備が少ない一方で入会者が集まりやすいので、器具/会員比は必然的に悪化します。
人の少ない深夜などに行くという対策を採る人もいるようですが、健康面を考えたらNGです。
自宅トレでもダンベルウェイトの付け替えなどの手間や時間はかかりますが、ジムでの待ち時間ほどじゃありません。
効率やテンポを重視するかはかなり個人差があると思いますが、筋肥大効果に影響すると聞けば軽視できるトレーニーは少ないはずです。
⑤自由なトレーニングができる
ジムトレーニングの場合、周りに気を遣う必要があります。
ウェアをしっかり着用することは当然のこと、大きな声を出してトレーニングするのもマナー違反です。
しかし最後の最後の1レップまで追い込もうとする局面で声を出すことは実は効果的と言われています。
最後の最後の部分がそのセットの一番美味しいところなので、ここを逃さず挙げ切れるのは非常に大きなメリットです。
声を出すと脳のリミッター外せるらしいよ
そして自宅ならウェアを着用する必要もありません。
上裸ならインターバルの都度パンプ具合を確認でき、モチベーションアップにも有効です。
ナルシシズムの極みだけどね
さらにもう1つ、これは男性に多いと思いますが、ジムでは見栄を張って無理に重い負荷を使ってしまいがちです。
しかしフォームが乱れたり、関節に過度な負荷がかかったりと筋肥大効果が下がり、ケガのリスクも高まります。
また実験的にトリッキーな種目を行う場合にも自宅でなら他人の目を気にすることなく試すことが可能です。
他人には分からない個人的に体感の良い種目もあったりするので案外バカに出来ません。
「ダイエットはしたいけど、たるんだボディラインを見られるのが恥ずかしい」って人にも自宅トレは向いています。
⑥人のストレスがない
ジムでは器具やマシンの待ち時間のストレスがあると紹介しましたが、ジムで感じるストレスはそれだけじゃありません。
ジム通いをする人が挙げるストレスには以下のようなものがあります。
・聞いてないのにお節介を焼いてくる教えたがりオジサン
(特に女性トレーニー、初心者に被害者多数)
・器具やウェイトを丁寧に扱えず大きな音を立てるイキりマッチョ
(通称ガチャガチャトレーニング)
・マシンやベンチを占有してスマホをいじってる人
・身体が大きいほど偉いと勘違いして傍若無人に振る舞うゴリマッチョ
・横柄で対応の良くないスタッフ
などなど
どういうタイプの人にどれだけのストレスを感じるかは個人差がありますが、狭い空間に多数の人が集まればストレス密度も上がります。
ちなみに過去に3回ほどジムでトレーニーが口論してるのを目撃しました。
ぼくはマナーが悪い人にけっこう強いストレスを感じるので、このポイントは重要です。
明確に迷惑をかけてるわけじゃなければスタッフにも訴えにくいですし、言ったところで対応してくれない可能性もあります。
24時間ジムともなるとそもそもスタッフ自体が常駐してないので、ほぼほぼ会員間での自治に任されてる状態です。
同時に自分の何が他人を刺激することになるかも分かりません。
「自分は周りを気にしないから問題ない」と思ってても、そもそも自分が誰かの迷惑になってる可能性もあります。
こうしたリスクや余計なストレス、配慮が要らないというのも自宅トレーニングの強みです。
⑦お金がかからない
ジムにおいて最大のネックが毎月の会費です。
24時間ジムや公共ジムのビジター利用なら多少会費を抑えられます。
しかしいくら安いと言っても一度買ってしまえば終わりの自宅トレの安さには及びません。
ビジターは頻度次第だけど月5000円くらいでおさまるのかな?
もちろん使用した月数で換算することになるので、すぐに挫折してしまえばコストはかなり高くなります。
どれくらいの規模、グレードのものを購入するかにも依りますが、基本的な器具なら1年で十分元が取れるでしょう。
これ以上継続できるなら自宅にトレーニング器具を入れた方がオトクになります。
モチベーション維持ややる気を出す方法について詳しくは別のページで解説しますが、優先順位の高さが重要なポイントです。
そこに自信があるなら器具を導入してもムダにならず、結果的にかなり安上がりに済ませられるでしょう。
まとめ
自宅トレーニングのメリットについて解説しました。
主にジムトレーニングのデメリットの裏返しですが、消極的な理由だけじゃなくポジティブなメリットもあります。
時間とお金という貴重な資源を有効に使えるというのが自宅トレ最大の強みじゃないかというのが個人的な見解です。
しかし自宅トレを無条件に勧めてるわけじゃなく、別のページではジムのメリットや自宅トレのデメリットについても解説しています。
どれが良くてどれが劣ってるかじゃなく、自分がどのポイントを重視するか。そしてそれに利があるのがジムなのか自宅なのか。
自分の判断基準を明確にして比較することが重要です。
自宅に器具を入れてしまうと簡単には引き返せませんが、ジムなら最悪いつでも辞められます。
まずは手軽なジムに行ってみて「合わないな…」「会費高いな…」と思ったら自宅に切り替えるのでも良いんじゃないでしょうか?
てなとこで。
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