【家計簿公開】令和5年10月のやりくり結果|ムダ遣いから多くを学んだ月

毎月、好例行事になってる家計簿公開(今回は令和5年10月分)です。
平凡極まりない収入でそれなりの資産を築いてきた、やりくりの経過を公開しています。

参考までにぼくのお金周りの状況はこんな感じ

【ぼくのお金事情】
・月の手取りが20~25万くらいのモブリーマン
・元々はかなりの浪費家(浅く広い趣味)
・一念発起して浪費家マインドを脱却
・2023年に遂に資産3000万円を達成

家計簿公開では大まかに以下のような内容・順番で紹介していきます。

1 収入の部:その月の手取りと収入の割り振り
2 支出の部:その月の実際の支出額と費目ごとの内訳
3 成果の部:収入・支出の傾向と貯金額の合計

平凡な収入と言いつつも生活環境など少し特殊な部分もあるので、全てをそのままマネっ子するのは難しいと思います。
ただ部分的にでも参考になったり、モチベーションアップに繋がると思うので、できるところだけでも取り入れてみてください。

特殊な部分についても本文で軽く触れてるよ

1 収入の部

まずは令和5年10月の手取り収入です。

今月の手取り収入:233812円

9月よりも1万円弱ほど手取りが増えました。
時間外にミーティングを設定されたりと、残業が少しだけ増えた影響だと思います。

1万円なんて大差ないって感じる人も多いかもしれませんが、20万円ちょいでやりくりを上手く回せてる身からすると体感としてはけっこうな金額です。
結局は貯金・投資に回るだけですが、心がちょっとホクホクしますね。

ジャガイモ?

1-1 手取り収入の振分け

手取り収入が入ったらそれを振り分けていきます。
大まかな振分け項目は、先取貯金・変動の少ない費用・変動の大きい費目の3つです。

まず先取貯金として毎月16万円を死守するようにしてます。

食費や通信費など変動の少ない費目はそのまま実額を計上して、その他の時期や金額にムラのある費目は積立金として毎月均等に備えてます。
そして余ったお金を貯金に追加して完了って感じです。

先取貯金とやりくり貯金のハイブリッドだね

この2つを合わせて貯蓄率が80%以上になるように目指してます。
令和5年10月の具体的な内訳は以下のとおりです。

振り分け先金額(円)
食費20065円
通信費(スマホ料金)315円
積立金25600円
貯金・投資187832円

先ほど書いたとおりですが、収入が増えた分はほぼ貯金・投資に回ったので、貯蓄率は80.33%となりました。
今月は見事に目標の8割を達成です。

手取りが増えたのはもちろん、7月のように食費を2万円未満に抑えたいって想いが強かったので、節度を持った食事にして少し食費を下げられた影響もあります。
エモーショナルイーティングって言う心を満たすための過食を抑え込んだ影響です。

ホントに若干だけどね

それでも食費2000円マイナスは大きいと思う

1-2 積立金の内訳

そして積立金の費目と今月の振分け額は以下のとおりです。

費目積立額(円)
アパレル・美容3000円
外食・交際費3000円
旅行・レジャー費3000円
サプリ・日用品費3000円
自己投資・副業3000円
交通費2000円
緊急費・その他1500円
ふるさと納税6000円
母への仕送り1000円
寄付100円
合計25600円

今月の積立金の額は、費目・金額とも先月9月と同水準を維持しました。
投資の利益が上がってきてて、ふるさと納税の上限額が爆増気味なので、この金額の積み立てだと足りないかもしれないって気がし始めてます。

これも嬉しい悲鳴ってやつかな?

後の費目はこれまでの蓄積で賄えてるので、この期間は投資に振り向けてこうと思います。
アパレル費に関してはカツカツですが、服もミニマリスト思考を強化して、少数(?)精鋭にしてこうと思ってるので、最小限にとどめてます。

2 支出の部

令和5年10月に実際に支出した金額は以下のとおりです。

今月の支出額:56042円

手取り収入に占める支出額の割合は23.97%です。
実際の収入と支出の差し引きを計算すると76%ちょいで、先ほどの収入から振り分けた貯蓄率より低いので、今月も実支出の方が超過したことになります。

支出がやや増加してしまいましたが、収入も微増してるのでプラマイで相殺されて概ね先月と同水準になりました。

2-1 費目ごとの支出額

各費目ごとに使った金額は以下のとおりです。

費目支出額(円)
食費20065円
通信費315円
交通費2658円
外食・交際費15832円
旅行・レジャー費2482円
サプリ・日用品費0円
自己投資・副業1100円
アパレル・美容費13642円
緊急費・その他0円
ふるさと納税10000円
母への仕送り0円
寄附0円
合計56042円

2-2 今月の特徴的な支出

10月の支出内訳で見ると目立つのは外食・交際費の高さですね。
今月は珍しく飲み会とかが多くて、外食・交際費が1万円を超えました。

15000円ってなかなかの金額だね…

金額と同等くらい大きな学びのある支出だったよ

今回の出費で交際費のコントロールの難しさを痛感しました。
色んな人がいて、その調整を図った結果の折衷案になるので、蓄財に全振りの目からは納得しにくいところに落ち着いてしまいます。

お金についてちゃんと考えてる人なんかほとんどいない集団の平均値になるからね

当たり前のように高いコースに決まったり、時間前にファミレスで時間潰したりと本体も付随するコストも一人だったら使わないものばっかりでした。
美味しいっちゃ美味しいんですけど、この料理に5000円とか出す価値があるかって言えば疑問で、個人的に値段には見合わない支出でした。

時間潰すだけならウィンドウショッピングとか散歩で十分だしね

今回の学びでよりソロ活に重点を動かしそうだね

交際費では自分の望む価値は得られない可能性が高いって大事な事実を学ぶ勉強代って考えます。
もちろん勉強したからには次回以降にしっかり活かさないいけませんね。

同じ失敗を繰り返すならそれは学んでないも同然

2-3 住宅関係の支出は?

支出の内訳を見て疑問に思った人もいるかもしれませんが、ここ1~2年ほど特殊な環境にあって住宅関係の費用がかかってません。
今は親戚が使ってない家を使わせて貰ってて、住居費はもとよりインフラ関係(光熱費など)もかからないって非常に恵まれた環境です。

完全にこどおじ

最近は使えるもん使って何が悪いってマインドになってる

駅から4~5kmぐらい離れてて、もはや最寄駅と呼べるレベルじゃなく、通勤はドアtoドアで1時間半くらいかかるので、不便な部分もあります。
とは言え今は資産形成を優先しようかな、と思ってます。

記事書いたりとか本読んだりとか通勤時間を有効活用できるしね

親戚が帰ってきたら出ていかなきゃいけなくなるので、それまでの間に資産形成をおおよそ終わらせてしまって逃げ切りたいと思ってます。

みんなも田舎・郊外の空き家活用とか検討してみ~

3 資産形成・家計管理の成果

最後のパートでは、これまでの収支のバランスや貯金額について見ていきます。

3-1 毎月の収支の関係

毎月の収入・支出の関係をグラフにすると以下のとおりです。

上が収入額で下が支出額なので、この間が収支の差額で実際に貯金できた額ってことになります。
可視化することで、「2本のグラフの間が近付かないようにしよう」「収入を増やして支出を減らそう」ってモチベーションになるのでオススメです。

セルフグラフ法って心理学的に効果が認められてるテクニックだよ

収入を増やすって言っても、時間の切り売りで稼ぎを増やす(残業とかバイト)のは質が低いのであまりオススメはしません。
ぼくも残業はゼロを目指して全力です。

このように単月での収支を見るのも良いですが、この方法には難点もあります。
突発の支出増によってグラフの距離が近付くことでモチベを挫くリスクがありますし、自分の正確な支出水準を把握しにくくなるからです。

今月は先月からほとんど変化ない感じだね

3-2 長期で見た時の支出額

単月で見た場合の難点を補うために直近12か月の支出額の平均値も取っています。
以下のグラフがその推移を示したものです。

ここ1年間の支出額は平均すると53502円となっています。
先月に引き続き、また一気に平均値が3000円ほど下がって、なんとまた5万円台の前半にまで突入しました。

まだ先の話と思ってたのに、早くも5万円近くに到達

と言うのも去年の10月は旅行の後半戦が重なってたので、その分だけ支出が多くなってる月でした。
今月はそういう大きな出費がなかった分だけ平均値が下がったってことです。

旅行いったら同じくらいの水準になっちゃう

とは言え1月当たり3000円のマイナスだから、1年間に換算すると36000円も支出が下がったってことになります。
削りどこが少ないリーンな家計で新たに36000円も捻出できたって考えるとなかなかですね。

3-3 超長期で見た支出水準

先月から期間を区切ることなく、家計記録を開始してから今までの支出額をトータルで平均した数字も計測しています。
それが以下のグラフです。

これまでのトータルの支出額平均は81079円です。

そこまで蓄財に全集中できてない普通の支出の期間も含まれるので、金額自体は高くなります。
ただ昔と比べて資産形成に注力できてること、そしてその成果が出続けてることを確認できるので、当面のモチベーションにはなるはずです。

1年平均の減少幅に比べると減少幅は600円とやはり小さく、これは先月と同様です。
年平均で一喜一憂するよりも、こっちのマイナス率を大きくすること目指してこうと思います。

ただムリは禁物

3-4 公開開始からの貯金額

最後に家計簿公開を始めてからの貯金額について紹介していきます。

公開開始からの貯金額の合計が3006672円で、1ヵ月当たりの貯金額に直すと187917円です。
今月は先月と同水準の金額を貯金に回せたので、平均値もほとんど変化しませんでした。

ここ1年の収入平均に占める支出平均の割合を計算すると22.88%と、さらに20%台の前半に近付きました。
差し引きすると貯蓄率の平均は77%ちょいってことで、少しずつですが実際の収支も目標の80%に近付いて来ています。

家賃が無いんだから貯蓄率8割なんか行けて然るべき!!

まとめ

ここ数か月と変わらず、収入も支出も平凡そのもので貯金に適した環境が続いています。
支出が平凡って言ってますが、削り切れてるわけじゃなく、まだかなりムダがあるのでこの状況に甘んじてはいません。

実収支から計算した貯蓄率は80%に近付きつつあるので、率で見ればそれなりの水準です。
ただ家賃を除いた支出「額」が5万円台って節約家の家計と言うより、普通の家計だと思います。

貯蓄率は収入に依存するからね

服とかストックとかインパクトの大きい支出の数や頻度を調整して、支出のベースラインを下げていく必要があるかな、と思ってます。
額としては3万円台が目標です。

食費プラスお小遣い1万円って感じ

オマケ お金周りで考えてること

今月の交際費に関する学びは、これからの行動に大きく影響しそうだな~と思ってます。
具体的に言うと、人付き合いが極端に少なくなりそうです。

ぼく自身もお金についてかなり極端な思考を持ってるのは自覚してるので、「普通の人」である友達と擦り合わせすのはなかなか難しいかな…と。
そして、そんなとこに労力をかけるぐらいなら、諦めて自分一人で出掛けた方が快適です。

また拘ってるのはお金だけじゃなくて時間の使い方もです。
時間の重要性を強く認識していて、かつ夜の睡眠に命をかけてるので、ムダな間を作ってしまう点でも人との行動はストレスが多くなります。

たまの能動的なムダは大事だけどね

こういうことを考えたことで、自分一人で過ごす時間を充実させていきたいって想いがより強くなりました。
せっかくソロを選択したからには、やりたいことを存分に楽しみたいですね。
てなとこで。