【家計簿公開】令和5年6月のやりくり|収入・支出とも悲惨な月…

毎月、好例行事になってる家計簿公開(今回は令和5年6月分)です。
平凡極まりない収入でそれなりの資産を築いてきた、やりくりの経過を公開しています。

参考までにぼくのお金周りの状況はこんな感じ

【ぼくのお金事情】
・月の手取りが20~25万くらいのモブリーマン
・元々はかなりの浪費家(浅く広い趣味)
・一念発起して浪費家マインドを脱却
・2023年に遂に資産3000万円を達成

家計簿公開では大まかに以下のような内容・順番で紹介していきます。

1 収入の部:その月の手取りと収入の割り振り
2 支出の部:その月の実際の支出額と費目ごとの内訳
3 成果の部:収入・支出の傾向と貯金額の合計

平凡な収入と言いつつも生活環境など少し特殊な部分もあるので、全てをそのままマネっ子するのは難しいと思います。
ただ部分的にでも参考になったり、モチベーションアップに繋がると思うので、できるところだけでも取り入れてみてください。

特殊な部分についても本文で軽く触れてるよ

1 収入の部

まずは令和5年6月の手取り収入です。

今月の手取り収入:217486円

久しぶりにこんなショボい手取りを見た気がします。
先月5月に見事に残業ゼロを達成したことの影響が現れてて、残業代が全くないとこんなもんと現実を突きつけられた感じですね。

もう1つの要因としては住民税の影響です。
給与天引きの住民税は税の年度当初に当たる6月分が端数を含めて取られるので、他の月より高くなります。

そこまで大きな影響じゃないけど関係はしてそう

また前年に投資の収益もそれなりに上がっていて、給料収入以外にも住民税が発生してるのも大きいです。
今年も既にそれなりの利益を得ていることから、来年の今頃も悲惨な手取りになってるかもしれません。

投資の収入分だけ普通徴収に切り替えれば?

クレカとかで払えてポイント還元されるからそのつもり!!

1-1 手取り収入の振分け

手取り収入が入ったらそれを振り分けていきます。
大まかな振分け項目は、先取貯金・変動の少ない費用・変動の大きい費目の3つです。

まず先取貯金として毎月16万円を死守するようにしてます。

食費や通信費など変動の少ない費目はそのまま実額を計上して、その他の時期や金額にムラのある費目は積立金として毎月均等に備えてます。
そして余ったお金を貯金に追加して完了って感じです。

先取貯金とやりくり貯金のハイブリッドだね

この2つを合わせて貯蓄率が80%以上になるように目指してます。
令和5年6月の具体的な内訳は以下のとおりです。

振り分け先金額(円)
食費22790円
通信費(スマホ料金)292円
積立金28300円
貯金・投資166104円

手取りが大きく減少したので、貯金はほぼほぼ先取分だけになってしまいました…。
この余分も積立金を削減してどうにか確保したものです。

額は少ないですが、手取りに対してはそれなりの比率になり、貯蓄率は76.37%でした。
先月よりも手取りは大幅に減りましたが、貯蓄率は先月以上です。

食費も先月の3万円にタッチしそうなイカれた水準からは脱しましたが、まだまだ高すぎる水準です。
できることなら1万円台、少なくとも2万円くらいにはしたいと思ってます。

この物価高の中で夢と散りそうだけど

1-2 積立金の内訳

そして積立金の費目と今月の振分け額は以下のとおりです。

費目積立額(円)
アパレル・美容3000円
外食・交際費2000円
旅行・レジャー費2000円
サプリ・日用品費4000円
自己投資・副業4000円
交通費3000円
緊急費・その他3000円
ふるさと納税6200円
母への仕送り1000円
寄付100円
合計28300円

今月は劇的に手取りが減ってしまったので、貯金額を確保するために積立金の額を削減しました。
日用品などの費用はそのままに、アパレルやレジャーなど娯楽要素の強い費目を多めに削っています。

前々から言ってるとおり、積立額と支出額が乖離し続けていて、これまでの蓄積分がかなり余ってるので、その分に頼ることにしました。
こういう油断したり緩めたりした時に限って支出が増えたりするんですけどね…。

使い道の無くなりつつある支出費目で言うと緊急・その他費も該当します。
来月辺りから少し削り始めてみても良いかな…。

因みに当初は5000円積み立ててたから、既にけっこう削ってる

2 支出の部

令和5年6月に実際に支出した金額は以下のとおりです。

今月の支出額:76991円

手取り収入に占める支出額の割合は35.4%です。
支出の割合が35%なんて普通中の普通、THE凡人的な支出水準を叩きだしてしまいました。

収入ダウンと支出アップの挟み撃ち食らった

2-1 費目ごとの支出額

各費目ごとに使った金額は以下のとおりです。

費目支出額(円)
食費22790円
通信費292円
交通費2760円
外食・交際費0円
旅行・レジャー費0円
サプリ・日用品費11420円
自己投資・副業0円
アパレル・美容費29580円
緊急費・その他149円
ふるさと納税10000円
母への仕送り0円
寄附0円
合計76991円

2-2 今月の特徴的な支出

何が特徴ってまず支出額そのものが高すぎることですね。
住宅関係の支出については次のパートで軽く触れますが、それ抜きにして7万円も使ってしまってます。

家賃とか込みなら13万円弱くらいにはなる計算…

さっきは「普通・平凡」って書き方をしましたが、蓄財エリートたちからしたら高すぎます。
色んなモノが重なったとは言え、この水準は反省しなきゃいけません。

ふるさと納税は定番になってる塩サバです。
鯖缶も値上がりしてきてるので、その点ではかなりコスパが良いと思います。

塩気が強すぎるのが玉に瑕だけど…。

今年は投資収益が昨年以上に上がってて、所得税も増える(=ふるさと納税の枠も増える)見込みなので、もう少しペースアップしようかと思います。
次は玄米ですかね~

そして先月5月分の家計簿公開でコラムに書いた服ですが、結局買うことにしました。
3週間ほど悩みましたが、それでも変わらず欲しいと思ったので、これは一時の物欲じゃないって判断です。

後はスパイスやサプリなど買いだめしてるストックの補充を行いました。
これも先月分の家計簿公開で書いた通りですね。

2-3 住宅関係の支出は?

支出の内訳を見て疑問に思った人もいるかもしれませんが、ここ1~2年ほど特殊な環境にあって住宅関係の費用がかかってません。
親戚が使ってない家を使わせてもらってて、住居費はもとよりインフラ関係(光熱費など)もかからないっていう非常に恵まれた環境です。

甘やかされすぎなのは自覚してる

駅から4~5kmぐらい離れてて、もはや最寄駅と呼べるレベルじゃなく、通勤はドアtoドアで1時間半くらいかかるので、不便な部分もあります。
とは言え今は資産形成を優先しようかな、と思ってます。

記事書いたりとか本読んだりとか通勤時間を有効活用できるしね

親戚が帰ってきたら出ていかなきゃいけなくなるので、それまでの間に資産形成をおおよそ終わらせてしまって逃げ切りたいと思ってます。

逃がしてなるものか

3 資産形成・家計管理の成果

最後のパートでは、これまでの収支のバランスや貯金額について見ていきます。

3-1 毎月の収支の関係

毎月の収入・支出の関係をグラフにすると以下のとおりです。

上が収入額で下が支出額なので、この間が収支の差額で実際に貯金できた額ってことになります。
可視化することで、2本のグラフの間が近付かないようにしよう、収入を増やして支出を減らそうってモチベーションになるのでオススメです。

心理学的にもセルフグラフ法って言って効果が認められてるテクニックだよ

収入を増やすって言っても、時間の切り売りで稼ぎを増やす(残業とかバイト)のは質が低いのであまりオススメはしません。
ぼくも残業はゼロを目指して全力少年(?)です。

このように単月での収支を見るのも良いですが、この方法には難点もあります。
突発の支出増によってグラフの距離が近付くことでモチベを挫くリスクがありますし、自分の正確な支出水準を把握しにくくなるからです。

まさに今月は収入が減って支出が爆増して、この間隔が極端に狭くなってしまっています。
こういう問題に左右されないために次のような数値も計測しています。

3-2 中期で見た時の支出額

さきほどの難点を補うために直近12か月の支出額の平均値も取るようにしています。
そのグラフが以下のものです。

ここ1年間の支出額は平均すると63852円となっています。
先月は5万円台に食い込みましたが、やはり瞬間風速でしっかり6万円台に威風堂々凱旋してきちゃいました。

去年6月の支出額より多い、というかもはや超オーバーしたからね

月5万円台への道のりはかなり厳しそうですが、ガマンにならない範囲で行けたらいいなくらいです。
資産形成に必死になる必要も無くなってきてるので、QOLを悪化させないことを最優先に蓄財を進めていきます。

3-3 長期で見た支出水準

先月・今月の支出額平均の変動を見て気付いたことですが、1年間の支出額平均とは去年の同月の自分との競争になります。
今月のように去年の自分が強すぎると、やはり達成感が薄れる原因です。

ストックとかが1年分以上だったりすることもあるしね

そこで期間を区切ることなく、家計記録を開始してから今までの支出額をトータルで平均した数字も計測してみました。
それが以下のグラフです。

これまでのトータルの支出額平均は84115円です。

そこまで蓄財に全集中できてない普通の支出の期間も含まれるので、金額自体は高くなります。
ただグラフの形状から昔と比べて資産形成に注力できてること、そしてその成果が出続けてることを確認できるので、当面のモチベーションにはなるはずです。

もちろんこれもいつかは停滞すると思うけどね

3-4 公開開始からの貯金額

最後に家計簿公開を始めてからの貯金額について紹介していきます。

公開開始からの貯金額の合計が2275402円で、1ヵ月当たりの貯金額に直すと189616円です。
ついに18万円台まで落ち込んでしまいました。

ここからは残業減で収入額が減ってくと思うので、19万円台への復帰は厳しいかもしれません。
残業してアップしても年収の時給効率が下がるだけなので、残業はせずに貯蓄「率」のアップに集中してこうと思います。

まとめ

手取りが爆下がりしたと同時に支出が爆上がりしてやりくりに苦戦した1か月でした。
こんな手取りは就職したばっかの時依頼なんじゃないかと思います。

収入はザンネンですが、支出の方は浪費じゃなくて必要で有意義な使い道でした。
あまり落ち込み過ぎずに前向きに捉え直して、また翌月以降のやりくりを頑張ってこうと思います。

とりあえず食費をどうにかしないと…。

オマケ お金周りで考えてること

最近思ってるのは「ソロ活が全然できてないなぁ」ってことです。
単なる趣味じゃなく、他の副業に関連して必要な時間でもあるので、行きたいと思ってます。

お金がもったいないから使えないっていうよりも、圧倒的にYouTube運営に使う時間が多すぎて余裕がない状態です。
動画編集の技術向上と作業のスリム化で時間を作ろうと思ってます。

「時間ができたら」って思っても一生時間はできない、つまり一生できないので、追加で何かをやりたいなら、他の何かを止めるか強制的にねじ込んでこじ開けるしかないです。
待ってても時間は降ってこないので、作る努力をしようと思います。

ちなみに撮影用の照明もパソコンも相変わらず検討中で全く先に進んでません。
そんな中で後からぽっと出の服が追い越していってしまった感じです。

服が増えるのはあまり気にならないですが、その他のモノが増えるのは気になるっていう中途半端なミニマリストです。
パソコンは単純に値段が高すぎるからですが、いずれも急ぐ必要はないのでのんびり考えていこうと思います。
てなとこで。