正しいダイエットの進め方|代替プランの効果【完璧主義必見】

ダイエットを進めるに当たって何か注意することある?

○○ダイエットなどと様々な手法が各メディアで紹介されていますが、その効果的な進め方を説明しているものほぼありません。
しかし進め方こそが肝心であり、ここを知らなければどんなダイエット手法であっても結果が出る前に挫折してしまいます。

結果を急がないことがダイエット継続の基本ですが、頭で理解できてもなかなか実践するとなると難しいものです。
このページではそうした思考を持ちながらもダイエットを継続していくための方法について解説します。

1 プランBの設定

結果の追求はダイエットの妨げになりますが、全く目標がないのも心理的に厳しいです。
そもそも頭では分かっていてもどうしても結果を追求してしまうもので、避けようとするのはそもそも現実的ではありません。

そこでオススメなのが、プランBの設定です。
BはBack Upのこと、すなわちメインの目標や手段の代わりを用意しておくということです。
プランBの設定には以下のようなメリットがあります。

①偏ったダイエットの防止 ②モチベーション維持

1-1 単一の目標だと方法が偏りがち

多くの人はダイエットの成果を体重を基準に判断していると思いますが、そうなると食事制限などに目が行きがちです。
しかし複数の目標を設ければ、それに合わせてもっと広い視野で方法を選択することが出来ます

例えば代替の目標としては以下のようなものがあります。

・体脂肪率 ・筋肉量 ・ボディライン ・トレーニングの重量 ・運動のパフォーマンス ・心身のコンディション

このように複数かつ多様な目標を設定すればそれに対応して手段もバリエーションが豊かになります

因みにこの代替プランを設定する時に考えるべきは、ダイエットのそもそもの目的です。
ダイエットの目的は魅力的な見た目を作ることであり、体重はその1つの指標でしかありません。
このように考えると目標も沢山あることに気付けると思います。

1-2 必ず停滞するタイミングが来る

ダイエットで結果を求めてはいけないのは、結果の追求が挫折の原因になるからです。
ホメオスタシス(恒常性)によって大きな変化にはブレーキがかかるため、一定の変化を続けることはなく必ず変化が停滞するタイミングが訪れます。

大体の人がここで挫折しちゃうんだよなー…

単一の手段や目標しか持っていないとこのワナにハマってしまう可能性が高くなります。
あらゆる停滞期はもちろん様々な阻害要因が日常には溢れているからです。
例えば以下のようなケースが考えられます。

・停滞期に突入し、体重が減らなくなった
・せっかく食事制限をしていたのに、飲み会に行ってしまった
・梅雨入りし、雨で走りに行けなくなった

特に完璧主義が多い日本人はこういう中断に弱いよね

しかし目標や手段が複数あれば以下のように思考をシフト出来るようになります。

・体重は止まっているが、筋肉がついてきた
・飲み会には行ったが、お酒は飲まなかったしトレーニングに必要なタンパク質を沢山摂取できた
・雨で走りに行けないから、家で筋トレをしよう

このように、一部の目標や手段が停滞しても別の目標が順調に進行していたり、手段の切り替えができたりすれば完全な中断にはなりません。
そしてモチベーションの低下や挫折を防ぐことができます。

2 代替プラン設定上の注意点

プランBは多いほど有効と言えますが、1つだけ注意点があります。
これらの目標や手段はあくまでバックアップであり、それぞれの目標や手段を両立させようとしてはいけないということです。

大きな目標を目指すダイエットを長距離を走る駅伝やリレーに例えるなら、バックアップはチームメイトに当たります。
1人では難しい距離もタスキ(バトン)を繋ぐチームメイトがいることで完走することができるというわけです。
当然チームメイトが多くいる方が様々な戦術を組むこともできるので、多いほど有利になります。

もちろんほんとの駅伝だったら人数の上限はあるけどね

ところが両立すべきものとしてしまうと、途端に競技が2人3脚なってしまいます。
誰かが転んだらまとめてみんな転んでしまいます。そして多いほどコケやすい
これなら最初から1人で走っていたほうがまだマシです。

特にまじめな人、完璧主義な人ほど気付かぬうちに、両立させようとしてしまう傾向にあります。
バックアップの長所を最大限に活かすためにも、この注意は必ず念頭に置いておきましょう。

これやっちゃいがちだなあ…
あれもこれもやって「ストイックでこそダイエット」って

ダイエッターは自分の理想(幻想)像が高い傾向あり。
気軽にやろ!

まとめ

ダイエットを継続していく上で重要になる進め方について解説しました。
仕事や学業などのタスクもある中でダイエットをしようとすると、どうしてもシンプルで取り入れやすい手法の一本鎗になりがちです。
そうした単一の手法では効果が出なくなるにつれて過度になってしまい、失敗する可能性が高くなります。

しかし代替プラン、すなわち複数の目標やその手段を持つことでこの問題を緩和することが出来ます。
プランBを選定する時のコツはそもそものダイエットの目的を考えることです。
健康や見た目の問題なら体重以外にもいくらでも指標はあります。

でもこれらを両立しようとしちゃいけないってことね

そもそも体重や体脂肪率などの数値に執着し過ぎるのも問題です。
見た目が変化してきているにも関わらず「体重が変わってないからダメだ」と言う人は意外と多くいます。

体重書いた名札つけるわけでもないし、体重が軽いって聞いて急に綺麗に見えることもないからただの自己満足なんだけどね

数字以外でも成果を確認できるよう自分の状態を正確に見極める目を持つこともダイエットを成功させる上では重要ということですね。
てなとこで。