トレーニングのタイミング|時間帯で効果が変わる?

トレーニングの時間帯

休みの日ならいつでもジム行けるんだけどベストなタイミングってある?

あるよ(田中要次)

皆さん筋トレは毎回決まった時間にやっていますか?

あまり気にしない人もいるようですが、実は筋トレの時間帯によってその効果が大きく変わります

このページでは筋トレの効果、筋肥大効率が最大になるトレーニングのタイミング(時間帯)について解説します。

夕方がベスト

結論先出しすると、夕方がトレーニングのベストタイミングです。

とはいえ仕事や学業などとの兼ね合いで、ジムに行くのはなかなか難しい時間帯でもあります。

平日はなるべく近い時間帯に近付けるよう努力して、自由が利く休日のジムワークはなるべくこの時間帯に固定するのがオススメです。

仕事がある平日は厳しいよね…

何故夕方か?

では何故夕方のトレーニングがベストかということをここからは解説していきます。

大きく理由は2つあります。

パワーが発揮しやすい

人間には生体リズム(サーカディアンリズム)と言われる体内時計のようなリズムが存在します。

夕方はその周期の中でも特に体温が高く、血圧、心拍が上昇している影響で最もパワーが発揮しやすい時間帯だからです。

何度も強調してますが、筋肥大の効率化には毎回のトレーニングで最大のパフォーマンスを発揮し、RM設定をしっかり熟すことが重要です。

パワーが発揮しやすいタイミングでジムに行くのが最も効率的だと言えます。

冒頭では単に「夕方」とだけ説明しましたが、厳密には起床から11時間後です。

起床時間が6時なら17時すなわち夕方の5時頃がピークパフォーマンスということです。

睡眠の質

良質な睡眠は疲労の回復や筋肉の合成に不可欠の要素です。

睡眠の質については別のページで詳しく解説しますが、体温とホルモンのコントロールが非常に重要です。

筋トレのような激しい運動は体温を上昇させ、さらにストレスからコルチゾールというホルモンの分泌が多くなります。

高い体温とコルチゾールはどちらも入眠を妨げるため、寝る時間までに低くしておく必要があります。

双方を十分低いレベルまで落とすには4~6時間程度必要なので、この点からも就寝時間に近過ぎない夕方のトレーニングが最適です。

まとめ

筋トレの効果的なタイミングについてでした。

筋肥大を効率化するためには、パワーを最大限発揮できる条件を整え、良質な睡眠で回復を促すことが重要。

その2つのポイントを両方満たすのが夕方(起床から11時間後)。

本文中でも書いた通り仕事などの兼ね合いでなかなかジムに行くのが難しい時間帯です。

神経質になり過ぎずに自由が利く休日などに実践するくらいでも十分です。

もちろん回復が十分でコンディションが万全であることは大前提です。
てなとこで。

参考文献