筋トレが仕事にプラスになる理由4選|稼ぎたければ筋肉を鍛えよ
筋トレなどのフィットネスがブームになって久しいですが、その理由の1つが筋トレの持つ多様なメリットでしょう。
筋トレのメリットについて詳しくはこちらのページで解説しています。
健康効果やダイエット効果などは誰もが想像できると思います。
しかし筋トレがビジネスにおいても有利に働くというのは意外と知られていません。
このページでは、仕事のシーンにおける筋トレのプラスの影響について解説します。
筋トレがビジネスに良い影響を与える理由は大きく分けると以下の4点です。
順番に解説していきます。
①自信がある ②健康的に見える ③身体が大きくなる ④思考法が身に付く
1 筋トレは自信に繋がる
筋トレをすると自信が付くというのは、周りで筋トレを始めた人が変わっていくのを見たことがあれば何となく気付いていると思います。
筋トレと自信の関係において最も重要なのはテストステロンというホルモン分泌の活性化です。
テストステロンは男性ホルモンとして知られていて、いわゆる「男らしさ」全般を作る要素とされています。
この多様性の時代において「男らしさ」ってのもなかなか時代錯誤な感じがするね
テストステロンは筋肉の発達はもちろん、やる気や集中力にも大きく影響するのでビジネスマンには不可欠です。
そして最も大きいのが自信・行動力のアップでしょう。
何かで成功するには適切なリスクを取って行動することが不可欠であり、経営者やビジネスエリートは総じてテストステロン値が高い傾向にあるそうです。
テストステロンの分泌に筋トレが有効な理由は大きく以下の2つがあります。
①筋トレの刺激 ②姿勢の改善
1つ目は言わずもがなですが、筋トレによって筋肉を刺激することによってテストステロンの分泌は活性化します。
下半身の筋肉を鍛えることがテストステロンの分泌において特に効果的です。
これは下半身の筋繊維の特性というよりは単に下半身の筋肉量が多いことが関係しています。
もう1つが姿勢の改善です。筋トレによって体幹が鍛えられると姿勢が良くなります。
とは言え「そもそも姿勢の改善と自信に何の関係があるの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
実は背筋を伸ばして胸を張るハイパワーポーズを取ることでテストステロン値がアップし、行動的になることが研究で分かっているのです。
余談だけど、この行動が思考に影響するって考え方を自己知覚理論って言うよ
2 健康な人が選ばれる
仕事の評価は純粋に職務能力を基準にしてほしいものですが、現実はそうはなりません。
容姿が良い人の方が男女ともに収入が高いという研究があるのは有名な話です。
容姿が良いことは遺伝病の少なさなど健康のサインになるため、パートナーとして選ばれることは理に適っています。
「見た目で判断する」と聞くと何だかとても思慮が浅いように思えますが、本能的な判断というのは非常に精度が高いのです。
そして見た目の良さ(=健康であることの証)が有利に働くのは恋愛だけじゃありません。
容姿の良さ(=健康さ)は仕事の能力を測る上でも重要な判断指標なのです。
実際に肌が綺麗な人の方が仕事で有能と評価されやすいことが研究で分かっています。
リーダーが病気で早死にしてしまっては秩序が乱れてしまうので、健康な人を要職に据えるのはこれまた理に適った判断と言えるでしょう。
また日本は欧米ほど顕著ではありませんが、「肥満=自己コントロール力の欠如」という認識は存在します。
自分1人のことすら満足にコントロール出来ない人が部下や組織をコントロールできるわけがありません。
そういう意味でもある程度引き締まったカラダを維持しておくことは重要です。
日常的な運動に加えて栄養にも配慮し、規則正しい生活をするトレーニーは内外とも健康そのものなので、この点で非常に有利です。
また猫背・巻き肩で俯き加減でいる人よりも、胸を張り背筋を伸ばして仕事する人の方が健康的にも見えますよね?
前の項目でも触れたとおり筋トレによって姿勢が自然と整ってくるので、そういう意味でも筋トレはプラスです。
ただ運動してるってだけでも大多数の人より健康的だしね
3 管理職は身体が大きい
イケメン・美女の研究とはまた別に、身長が高いほど管理職などの要職に就きやすいという研究もあります。
これには群れの中で身体の大きさが強さ・リーダーシップに通じていたという進化の過程が影響していると考えられています。
強さのシンボルが重要なのであれば身長には限らないはずです。そう、筋肉で身体を大きくすることでも。
身長は自力でどうすることもできませんが、筋肉の大きさなら努力でどうにでも出来ます。
むしろただの痩せのっぽでも昇進しやすいのか気になるとこです。
強さとか頼りがいを感じるとは思えないけどどうなんだろうね?
会社のCEOや役員などのエグゼクティブに筋トレを好む人がいるのもこれが関係しているのかもしれません。
こうした要職に就く人は広報や交渉などで公に出ることが多く、そこで自信や力強さを示せなければ企業の将来性・安定性に疑問を感じさせてしまうからです。
でも「強さ=地位」なんて今の時代でも通じる…?
このように科学的なエビデンスがあるとは言え、信じられない人もいるかもしれません。
デジタル全盛の時代であり、かつ人間は理性的な生き物とも言われるので、強さより頭脳の方が重要になってきてるとも思えます。
しかしいくら文明が進歩しても、健康や身体の大きさを良いものと判断する本能を止めることは出来ません。
人間の本能は人類が誕生してからの600万年の長い時間をかけて徐々に出来上がってきたもので、定住生活が始まったのは2万年前、文明が栄えたのはつい最近のことです。
そのため人間の脳も、その大部分は理性ではなく本能で占められています。
本能的な判断というのは理性的なはずの人間においても非常に強力な影響力を持っているのです。
そして情報量が多い現代では、昔以上に本能に影響されやすくなっています。
いちいち判断していてはキリがないので脳のショートカット機能を多用しますが、これこそが本能的なモノだからです。
少なくともぼくたちが生きてる間はこうした容姿で有能さを示す効果は十分にあると言えます。
4 ビジネスの実力も伴う
これまで紹介した内容だけだと「見かけだけで中身が無くても出世できる」みたいな感じに思えますが、実を伴います。
一般的な認識では筋トレをしてる人は単なる肉体バカだと思われがちです。
トレーニーが脳筋などと揶揄される辺りにもこの認識が顕著に現れていると思います。
しかし筋トレを実際にしてる人は痛いほど実感してるはずですが、ただひたすらに重いモノを持ち上げてれば筋肉がつくというほど話は単純ではありません。
イメージとは違って単細胞な脳みそでは筋トレで成果を上げられないのです。
トレーニングの種目・重量・頻度や栄養管理、睡眠など様々な要素をベースに仮説を立てトライアンドエラーを繰り返す必要があります。
そして数多ある説や理論から本当に有効なものを選び取らなければいけません。
①仮説を立てること
②失敗から学びを得て次の行動に活かすこと
③情報の取捨選択
これらはいずれもビジネスで成果を上げる上で必須のスキル・思考法です。
また脳筋という言葉は、トレーニングに相当な時間や思考を注いでいることを意味します。
色んなことを並列してリソースを分散し、片手間に熟すだけではほとんど成果を上げることは出来ません。
そういう当たり前のことを筋トレは教えてくれます。
これらのメリットは筋トレ特有のモノではありませんが、成果が見えやすいものの方がこの効果は得やすいでしょう。
まとめ
筋トレとビジネスの関係について解説しました。
健康やボディメイク・見た目に興味が無いと思ってる人でもビジネスへの影響となると食指が動くんじゃないでしょうか?
ビジネスにおけるメリットを簡単にまとめると以下の通りです。
①テストステロン値のアップ:自信がつき適切なリスクを取って行動しやすくなる
②健康的になる:本能的に健康的な人間が有能に見える
③身体が大きくなる:身体が大きく頼りがいがある方が要職につきやすくなる
④思考力が身に付く:筋トレをしていく過程でビジネスに必須の思考法・スキルを習得していく
テストステロン値や健康、思考法などはビジネスに限らず様々な面において役に立つものです。
今回はビジネスという切り口でのメリットの紹介になりましたが、筋トレは人生全体でのソリューションになると言えます。
筋トレは本格的なものでなくてもOKで、それなら仕事で忙しい中でも実践できるはずです。
多様なメリットを享受するためにも一刻も早く始めることをオススメします。
てなとこで。
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