【家計簿公開】令和5年12月のやりくり結果|手取り爆増で○○の効果を実感した月

毎月、好例行事になってる家計簿公開(今回は令和5年12月分)です。
平凡極まりない収入でそれなりの資産を築いてきた、やりくりの経過を公開しています。

参考までにぼくのお金周りの状況はこんな感じ

【ぼくのお金事情】
・月の手取りが20~25万くらいのモブリーマン
・元々はかなりの浪費家(浅く広い趣味)
・一念発起して浪費家マインドを脱却
・2023年に遂に資産3000万円を達成

家計簿公開では大まかに以下のような内容・順番で紹介していきます。

1 収入の部:その月の手取りと収入の割り振り
2 支出の部:その月の実際の支出額と費目ごとの内訳
3 成果の部:収入・支出の傾向と貯金額の合計

平凡な収入と言いつつも生活環境など少し特殊な部分もあるので、全てをそのままマネっ子するのは難しいと思います。
ただ部分的にでも参考になったり、モチベーションアップに繋がると思うので、できるところだけでも取り入れてみてください。

特殊な部分についても本文で軽く触れてるよ

1 収入の部

まずは令和5年12月の手取り収入です。

今月の手取り収入:270517円

これまで何の変化もない退屈な期間が続きましたが、ここにきて一気に異次元の手取りになりました。
お待たせしましたが、久々にインパクトのある内容で報告できそうです。

これだけ手取りが増えた要因は、先月ちょっと残業が多かったのと年末調整の関係です。
特にiDeCoによる所得控除の調整で税金の還付があるので、手取りは多くなります。

iDeCoやってて良かった、ってこのタイミングで実感するね

毎月数万円程度の積み立てで、そもそもやってることすら忘れてるので、すごい儲かった感じがします。
投資も蓄財もこれくらいのスタンスでできてるとスムーズなのかもしれません。

1-1 手取り収入の振分け

手取り収入が入ったらそれを振り分けていきます。
大まかな振分け項目は、先取貯金・変動の少ない費用・変動の大きい費目の3つです。

まず先取貯金として毎月16万円を死守するようにしてます。

食費や通信費など変動の少ない費目はそのまま実額を計上して、その他の時期や金額にムラのある費目は積立金として毎月均等に備えてます。
そして余ったお金を貯金に追加して完了って感じです。

先取貯金とやりくり貯金のハイブリッドだね

この2つを合わせて貯蓄率80%以上になるように目指してます。
令和5年12月の具体的な内訳は以下のとおりです。

振り分け先金額(円)
食費14434円
通信費(スマホ料金)513円
積立金27600円
貯金・投資227920円

久しぶりに20万円を超える額を貯金・投資に回すことができて、貯蓄率は84.27%になりました。
額面的にはそこそこインパクトがありますが、パーセンテージにするとそこまでの数字でもないですね。

収入の方も増えてるからね

期待したほど大きな貯蓄率にはなりませんでしたが、それでも目標の80%はしっかり超えられたので良しとしましょう。
積立金もしれっと増えてますが、その内訳については次のパートで紹介します。

1-2 積立金の内訳

そして積立金の費目と今月の振分け額は以下のとおりです。

費目積立額(円)
アパレル・美容5000円
外食・交際費3000円
旅行・レジャー費3000円
サプリ・日用品費3000円
自己投資・副業3000円
交通費2000円
緊急費・その他1500円
ふるさと納税6000円
母への仕送り1000円
寄付100円
合計27600円

ほとんどの費目で先月並みの水準を維持してますが、唯一アパレル・美容費だけ少し増額しました。
先月少しお金を使った上に、今月もアパレル関係の支出が増えて、積立金の残額を圧迫し始めたからです。

具体的な項目については支出の部で紹介するよ

2 支出の部

令和5年12月に実際に支出した金額は以下のとおりです。

今月の支出額:61093円

手取り収入に占める支出額の割合は22.58%です。
先月の3割ほど酷くはありませんが、率が低いのは手取りが増えたからで、支出額そのものは節約家とは思えない水準を維持しちゃってます。

2-1 費目ごとの支出額

各費目ごとに使った金額は以下のとおりです。

費目支出額(円)
食費14434円
通信費513円
交通費1562円
外食・交際費8655円
旅行・レジャー費4000円
サプリ・日用品費1254円
自己投資・副業1100円
アパレル・美容費19575円
緊急費・その他0円
ふるさと納税10000円
母への仕送り0円
寄附0円
合計61093円

食費がここ最近の最安値を記録しましたが、先月と同様にソロ活や飲み会で自炊食の回数が減った分です。
12月は年末休みもあってソロ活の回数が多かったので、食費のマイナス影響も大きくなりました。

外食と食費を合わせて計算するとここ数ヶ月で大差はないね

3~4食を外食1回で置き換えても支出がトントンって考えると、外食がいかに割高かを改めて痛感しますね。
普通の食事として食べてしまうと、単純計算で自炊の3~4倍のお金がかかる計算です。

資産形成したいならやっぱ自炊はマストか

2-2 今月の特徴的な支出

言うまでもなくトップオブトップはアパレル費です。
実はサイレントでずっと悩んでた黒のスニーカーを購入しました。

色んなメーカーのアイテムが候補に上がってましたが、最終的にはスイスのランニングシューズメーカーONのスニーカーにしました。
2万円近くとかなり高かったけど、結果的に買って正解だったと思います。

非常に機能性に優れたシューズで、歩くのが速くなってかつ足の負担も軽いので、最近ソロ活に合わせて趣味に追加されたウォーキングがより楽しくなりました。
やはりシューズやパンツはスポーツブランドなどで機能性を重視した方がコスパが良いと思います。

後は久しぶりに友達と遊んで楽しかったです。
金額的には若干高めですが、半日ボードゲームとか飲み食いを楽しんでこの額なら、まぁコスパは良い方かなと思います。

10月の飲み会に比べたらかなり有意義な使い方になったと思う

その他にも年末ってことで飲み会の誘いもいくつかありました。
メンツも代わり映えしなかったので、前回の失敗を活かして全て断ったので、交際費支出はそこまで増えずお金も時間も有意義に使えたと思います。

2-3 住宅関係の支出は?

支出の内訳を見て疑問に思った人もいるかもしれませんが、ここ1~2年ほど特殊な環境にあって住宅関係の費用がかかってません。
今は親戚が使ってない家を使わせて貰ってて、住居費はもとよりインフラ関係(光熱費など)もかからないっていう恵まれた環境です。

ネット民に言わせれば「こどおじ」でしょうが、そんなくだらない声は全く意に介さないことにしてます。
使えるもんは使って何の問題もないだろって思うからです。

あるのに使わない方がもったいない

外野のノイズなんて気にしたところで百害あって一利なしです。
どうせ単なる僻みと自分が貯金できない言い訳でしかないので、そんなものに利用されてたまるかって感じ。

他人の恵まれた環境を妬む暇があったら自分のことに集中しな

3 資産形成・家計管理の成果

最後のパートでは、これまでの収支のバランスや貯金額について見ていきます。

3-1 毎月の収支の関係

毎月の収入・支出の関係をグラフにすると以下のとおりです。

上が収入額で下が支出額なので、この間が収支の差額で実際に貯金できた額ってことになります。
可視化することで、2本のグラフの間が近付かないようにしよう、収入を増やして支出を減らそうってモチベーションになるのでオススメです。

セルフグラフ法って言ってちゃんと効果が認められてるテクニックだよ

収入を増やすって言っても、時間の切り売りで稼ぎを増やす(残業とかバイト)のは質が低いのであまりオススメはしません。
ぼくも残業はゼロを目指して全力です。

このように単月での収支を見るのも良いですが、この方法には難点もあります。
突発の支出増によってグラフの距離が近付くことでモチベを挫くリスクがありますし、自分の正確な支出水準を把握しにくくなるからです。

今月は収入の伸びが顕著だね

同時に支出もそれなりだけど…

3-2 長期で見た時の支出額

単月で見た場合の難点を補うために直近12か月の支出額の平均値も取っています。
以下のグラフがその推移を示したものです。

ここ1年間の支出額は平均すると53021円となっています。
支出は高額でしたが、平均値は下がって先々月ごろの数字に戻せました。

去年の12月の方がもうちょっとお金使ってたっぽい

ブラックフライデーからクリスマス、忘年会、帰省などと、11月末から年末にかけて財布の紐が緩みっぱなしになってしまう人も多いようです。
そんな中で今年のぼくは油断せずにすぐガチガチに締めたので、ダラダラと浪費せずに済みました。
(スニーカーは買いましたが、これは予定内の出費です)

つい惰性で使っちゃいがちだからみんなも注意して

3-3 超長期で見た支出水準

先月から期間を区切ることなく、家計記録を開始してから今までの支出額をトータルで平均した数字も計測しています。
それが以下のグラフです。

これまでのトータルの支出額平均は80413円です。

そこまで蓄財に全集中できてない普通の支出の期間も含まれるので、金額自体は高くなります。
ただ昔と比べて資産形成に注力できてること、そして節約の成果が出続けてることを確認できるので、当面のモチベーションにはなるはずです。

そろそろ7万円台に突入できるかと思ってましたが、まだ8万円台でした。
今月の支出も少ないとは言えない水準だったので、致し方ないかなって感じです。

来月には7万円台に入りたいなぁ…

3-4 公開開始からの貯金額

最後に家計簿公開を始めてからの貯金額について紹介していきます。

公開開始からの貯金額の合計が3422718円で、1ヵ月当たりの貯金額に直すと190151円です。
1年の最後の最後で一気に19万円台に(ギリギリ)回帰できました。

ここ1年の収入平均に占める支出平均の割合を計算すると19.6%と、20%未満に突入。
差し引きすると貯蓄率の平均は80.4%ってことで、こちらも最後の最後で目標の8割を達成できました。

今年1年間の最終成績は目標達成ってことだね

おめっとさん

まとめ

年末調整の影響で手取りがバグった一方で、支出額はそこまで大幅に変えなかったので、大きく貯金額・貯蓄率を伸ばせた1か月でした。

実際の収支でも年間の平均で貯蓄率80%を達成できたので良かったと思います。
非常に良い1年の締めくくりになりました。

ここからまた手取りが並に戻ってくので、支出を増やしてしまうと貯蓄率は下がってくことになります。
しょうがないとやけくそにならず、慎重にお金を使うようにしてく所存です。

オマケ お金周りで考えてること

YouTubeやブログに余暇の大半を使って、かつそこで模範を示したいって意識が強まったので、時間とモチベの両面から蓄財に熱が入りました。
また(みんなそうだと思うけど)投資の成績が超良かったので、その方面でも資産を大きく伸ばせてホクホクの1年だったなぁと。

またジャガイモ

資産3000万円も年の中ごろに達成して一定の区切りもついたし、このお金を十分に持ってることによる安心感も強く実感しています。
こうやってお金を持つメリットを実感すると資産形成のモチベーションもさらに高まります。

資産の伸びにはプラスですが、一方でお金を使うことを嫌悪したり恐怖を覚えたりするって副作用もあります。
積立金は「使って良いお金」ってラベリングしてるので、そこは気にし過ぎずに使っていきたいですね。
てなとこで。

みんなの資産形成はどんな感じだった?