エネルギーってそもそも何?|生成と代謝の関係

身体のエネルギー

カロリーとエネルギーの違いってちゃんとわかってますか?

同じじゃないの?
食品の表示とかどっちのパターンもあるし…

エネルギーカロリーなどは、ダイエットを語る上で頻繁に目にするワードですが、中身をちゃんと理解してない人は多いです。

でもちゃんと知らないとダイエット効率が悪くなるし、仕組みを知ることで代謝を向上させる方法も明らかになります。

このページでは「エネルギー」というダイエットにおいて漠然と語られるワードを具体的にし、代謝のメカニズムと向上の方法を解説します。

身体のエネルギーはカロリー?

摂取「エネルギー」と消費「エネルギー」の収支バランスなど「エネルギー」というワードが使われますが、厳密な定義はなく簡易的に使われる表現です。

「カロリー」も同じくダイエットで頻繁に用いられますが、これは実際に栄養素を燃やした時に発生する熱を基準に簡易化するために導入された指標です。

ヒトの身体は機関車とは違うので、エネルギーはカロリー・熱量ではありません
その証拠にタンパク質にカロリーはありますが、活動のエネルギーにはなりません。

身体の活動のエネルギーは糖質由来のATP(アデノシン三リン酸)と脂質由来のFFA(遊離脂肪酸)の2つです。

このうち特にATPが主要なエネルギーになります。

なんかややこしくなってきたなあ…

ここから先は具体的な方法だから頑張って読み進めて!

ATPの生成|ミトコンドリアの活性化

ATPは全身に無数に存在する細胞内のミトコンドリアという微生物の活動で生成されるものです。

ミトコンドリアが活発に働くことで活動の源泉であるATPが多く作られ、疲れにくくなります。

また摂った食品がスムーズにエネルギーに変換される、すなわち代謝の向上にも繋がります。

つまり代謝・消費カロリーのアップを目指すのであればミトコンドリアの活動を活発にすることが重要ということです。

ここからはミトコンドリアを活性化する手法を紹介します。

栄養バランス

栄養バランスのいい食事

最も重要なのが栄養バランスに配慮した食事を摂取することです。

食べ物(主に糖質由来のグルコース)から活動のエネルギーを生成するミトコンドリアですが、そのエネルギーの生成行程に必要な栄養素は糖質だけではありません。

糖質からATPを生成する過程でビタミンやミネラルを消費します。

それらが不足していると、いくら細胞内のミトコンドリア数を増やしたり活動を活発にしてもエネルギーを作り出せません。

代謝の向上のためのみならず栄養バランスは様々な角度でダイエットに必要不可欠な要素なので最優先事項です。

便秘の解消

便秘に悩む人

便秘と言えばかつては女性の大きな悩みの1つでしたが、今は便秘に悩む男性も多く、性別を問わない問題になりつつあります。

多くの人を宿便の不快感で悩ませる便秘ですが、ダイエットの大敵でもあるということが最近の研究で分かっています。

その理由が胆汁の排出不良です。
胆汁とは膵臓で生成され、胆のうという臓器から排出される脂肪の消化吸収に働く消化酵素です。

古い胆汁が体外に排出されて新しい胆汁が生成されることで、細胞内のミトコンドリアの活動が活発になります。

役割を終えた古い胆汁は通常なら便と一緒に排出されますが、便秘では排出がスムーズに進みません。

よって便秘解消が、代謝の向上に繋がると言えます。

詳しい便秘の解消方法については別のページで解説するので、そちらも併せてご覧ください。

HIIT

ハードな有酸素運動

HIITという運動も代謝の向上に有効です。
ハードな運動は多量のATPを必要とするので、ミトコンドリアが刺激され活動が活発になります。

微生物には好気呼吸嫌気呼吸という2種類があり、前者は有酸素運動のように酸素を多く取り入れることで活動が活発化し、後者は筋トレなどの無酸素運動のように酸素が少ない状態で活動が活発化します。

ミトコンドリアによるATPの生成は前者の好気呼吸系なので、ハードな運動の中でも特に有酸素運動が効果的です。

そこでオススメの運動がタバタ式トレーニングなどが代表的なHIIT(高強度インターバルトレーニング)です。

ハードな運動と短いインターバルを交互に繰り返す運動で、短時間に集中してできるメリットがあります。

さらにミトコンドリアが活性化することで、運動後も代謝が高い状態が継続し、脂肪燃焼効果が長時間持続するというメリットもあります。

定期的に行うことでATPの生成が常に活発になり、疲れにくさ・体の軽さを実感するようにもなります。

HIITの種目については別のページで詳しく解説するので、そちらも併せてご覧ください。

まとめ

ダイエットで漠然と語られるエネルギーというワードの中身を明らかにし、代謝の向上に寄与するミトコンドリアの活性方法について解説しました。

ミトコンドリアのエネルギー生成経路を刺激することで摂取した食品をエネルギーに変換できるほか、既についてしまった体脂肪もエネルギーに変換します。

ただし栄養素の中にもエネルギーの生成に使われやすいものと身体に溜まりやすくエネルギーの生成に使われにくいものがあるので、ミトコンドリアの活性のみに配慮するだけでは不十分で、食べ物にも注意が必要です。

脂質の分類については別のページで詳しく解説しているので、そちらも併せてご覧ください。
てなとこで。

何か難しい話だったね…

つまりはエネルギーを作るミトコンドリアが活動しやすい環境を作ってやれば、食べ物をバンバンエネルギーにしてくれるってこと!