【間食問題】食べてはいけないものほど食べたくなるワケと対策

ダイエットにおける悩みは余計な間食がやめられないことではないでしょうか?

間食はパンやお菓子、アイスクリームなどそのほとんどが糖質と脂質で、ダイエットの大敵です。

普段の食事を抑える方法を紹介するメディアはたくさんあります。

普段の3食の食事量の制限方法についてはこのサイトでも解説しました。

しかし空腹と無関係の間食について解説したものはほとんどありません。

このページでわかること

・高カロリーな食品を欲してしまう理由

・間食への間違った対策

・食べたくなる条件と、その欲求を消す対策

不健康な食品を欲する理由

肥満は様々な疾病の原因になるため健康な状態とは言えません。

そんな肥満に直結する食品を身体が欲するというのは何とも不思議に思えます。

逆にビタミンが不足するなら野菜や果物を欲し、ミネラルが不足するならば海藻類を欲するということがあってもいいはず。

しかし食べたくなるのはいつもピザやラーメン、ケーキやアイス。

この謎の衝動は人間の身体がそこまで賢いメカニズムを持っていないことが原因です。

狩りで食料を得る生活から始まった人類は常にカロリー不足の危機に晒されていました。

そんな環境で進化してきた人間は今も餓死を防ぐためにカロリーを求めるシンプルなメカニズムしか持っていません。

身体が勝手に健康に必要なものを欲することを期待できないので、本能を理性でコントロールする必要があります。

でなければ肥満に落ちていく一方ということです。

我慢するほど食べたくなる

もともとカロリーの高い食品を食べたくなる遺伝子を持っている人類にとって一般的なダイエットは逆効果。

高カロリーな食品を断とうとすると、その欲求を強化してしまうという性質があるからです。

これを食物渇望といいます。

ダイエットなどで特定の食品を我慢している人ほど食物渇望が強く表れるという研究があります。

そして渇望が起きてしまうと、摂食量が通常より多くなってしまうのです。

その食品の写真やにおいによって渇望は起きますが、ブランドのロゴマークなど食品を連想するものを見るだけでも渇望は起きてしまいます。

広告やCMなど食品に関係する刺激に溢れてる中で、我慢している食品に対する渇望を起こさないようにするのはほぼムリです。

起きた渇望を止める方法

渇望を起きないようにすることはほぼ不可能ですが、起きてしまった渇望を止める方法はあります。

それが感覚退屈という心理メカニズムの活用です。

感覚退屈とは、簡単にいうと同じ刺激を多量に受けることで起きる「飽き」のようなもの。

長時間料理をしていると、食べてもいないのに食欲がわかなくなるという経験をしたことがないでしょうか?

それは料理を見続けたり、においを嗅ぎ続けた結果、その刺激に飽きてしまったことが原因で、これも感覚退屈の一種です。

このメカニズムを活用することで食べたくなった食物への渇望を抑えることが可能。

短時間の刺激は渇望を引き起こしてしまいますが、その刺激を長時間受ければ感覚退屈に切り替わります。

においなどの刺激が一番有効ですが、渇望と同じく食べ物の写真でも感覚退屈を引き起こすことができます。

ただし連想を促すロゴマークなどで感覚退屈が起きるかといった研究はないため、実物の写真で実践するのが確実です。

ネットの画像検索などで多量に表示して見続けましょう。

たくましい想像力があれば過去に食べた経験までイメージでき、疑似体験もできるのでより効果的になります。

ぼくは出来るんだ(笑)

渇望が起きやすい条件

本当に画像だけで抑えられるかな…自信ない…

視覚や嗅覚への刺激で食品への渇望は起きやすいと説明しましたが、必ず渇望が爆発してしまうわけではありません。

渇望は感覚退屈メソッドで止めることができますが、できる限り渇望それ自体を起こしにくい条件にすることも重要です。

脳の負担が大きいと爆発する

食物渇望は脳への認知負荷が高い時に起こりやすくなります。

認知負荷とは脳のリソースの使用量のようなものです。

脳のリソースは様々な活動で消費しますが、特に仕事の不安や人間関係のストレス、悩み事・考え事などは負担が大きいもの。

普段は我慢できても、こうしたストレスを受けるとダイエットにかけるリソースの余裕がなくなり、刺激に負けやすく渇望が起こりやすく。

いわゆるストレス食いのメカニズム

リソースを回復する方法

ストレスや悩み事などと無縁で過ごすことは難しいですが、リソースを無暗に減らす行動は避けましょう。

その代表が睡眠不足です。

質の高い睡眠は身体の疲れだけでなく、脳の疲れも回復します。すなわち認知リソースが復活します。

また不安やストレスなどのネガティブな記憶を整理して消してくれる効果もあるので、負荷を下げる効果も。

寝たら忘れるってのはホントってこと!

睡眠については別のページで詳しく解説しています。こちらも併せてご覧ください。

まとめ

食べてはいけない食物を食べたくなってしまうメカニズムと、それを我慢するためのメソッドについて解説してきました。

身体は健康に向かうようには作られていません。

「食べたい」と思ってしまう自分をコントロールしなければ肥満になってしまうと肝に銘じておきましょう。

また現代人のほとんどが陥るストレスの多い生活や睡眠不足はこうしたコントロールを妨げる要因です。

カロリー過多の食品とあいまって、非常に太りやすい時代と言えます。

意志が足りないと嘆く前にまず睡眠の習慣から見直してみましょう。

それでもダメな時に初めてテクニックを活用する必要が出てきます。
てなとこで。

参考文献