【最大の防御】節約で幸せになる3つの理由|人生の不幸を回避

節約生活の一般的なイメージはネガティブなモノが多いと思います。
お金が使えなくて窮屈で退屈で辛いとかそんな感じじゃないでしょうか?

しかしそんなイメージとは裏腹に節約することで幸せになれる可能性があります。
実際にかなりの節約生活を送ってるぼく自身は、余分なことにはほとんどお金を使いませんが、日々幸せを感じてます。

もちろん節約とは関係ない幸せの要素もあるけどね

上記のようなネガティブイメージが付きまとってるのもあり、これだけ聞いても実際に経験しないことには半信半疑って言うか、完全に「疑」の人が大半だと思います。
「節約っていう一種の宗教で自分自身を洗脳してるだけだろ?」的な感想を抱く人もいることでしょう。

「幸せ」ってワード自体がだいぶ胡散臭いもんね

これだけだと疑念で終わってしまう可能性が高いと思うので、どんな理由でどこに幸せを感じるのかについて解説しようと思います。
実際にやって実感しないことには完全に納得はできないでしょうが、節約を始めるキッカケにはなるはずです。

メリットを知ればモチベになるからね

逆にメリットを知らずに行動できる人は異端

節約と幸せの関係1 相対的な収入の確保

お金があれば確実に幸せになるわけじゃないのは間違いありません。
それで幸せになれるのはお金で買える対象に価値を置いてるか、お金そのものの持つ力が好きな人だけです。

ぼくはこの後者のタイプ

ただしお金があることで確実に不幸を避けやすくなります。
逆に言えばお金が無いことで不幸になる可能性はかなり高いってことです。

つまり勝つためじゃなくて負けないために必要ってことね

ピンポンのアクマは「絶対負けない唯一の方法は勝つこと」って言ってたけど

並の生活をしてくのに必要なものはほぼ全てお金で買うことが出来ます。
これはお金が無ければ並の生活に必要な水準を整えられないってことでもあります。

金が全てじゃねえが、全てに金が必要だ

ウシジマくん大好き

大半のことにお金がかかるので、それが不足していれば不安や心配、悩みも大きくなります。
「貧すれば鈍する」と言いますが、お金の心配が思考を圧迫して他の思考を妨げることは脳科学の研究でも確認されてる事実です。

それだけ人生においてお金が重要ってこと

そんな大きなネガティブを抱えてれば間違いなく不幸になるね…。

多くの人に関係するし、解消することのインパクトも大きい

ただしシンプルにお金が多ければそれでお金の不安が解消するわけじゃありません。
これもお金に関するよくある勘違いです。

肝心なのは絶対的な量ではなく、支出水準と比べて余裕があるかどうかです。
つまり相対的な収入の方が圧倒的に重要ってことです。

収入が多いほど十分になりやすいのは確かだけどね

この相対的な収入を増やすことは、節約で支出水準を下げることによっても実現できます。
支出をそのままに収入を増やすことでももちろん実現できますが、節約の方が圧倒的に簡単な人の方が多いんじゃないでしょうか?

節約はその気になれば誰でもできるからね

「その気になれば」って部分がキモだけど

あくまで個人的なイメージですが、稼ぎ向きの人が10%、節約向きの人が75%、その気になれないどっちも才能なしが15%くらいといったとこでしょうか?

独断と偏見100%ジュース

このように節約によって支出の削減が進み、相対的な収入がアップすることでお金の不安が払拭され、その不幸・マイナスを回避できた結果として幸福感を得やすくなります。
この節約によって生み出される貯金・資産などの余裕のお金は、あくまでサブ的な安心感でしかありません。

節約と幸せの関係2 お金をコントロールする力

お金の不安の払拭による幸福にはもう1つの側面があります。
それがお金をコントロールする力による自信・安心感の獲得です。

節約とは支出を切り詰めることと理解されがちですが、これはかなり短絡的な解釈です。
何でも良いからとにかく出費を削ろうって発想は、節約の中でもだいぶセンスの無いレベルに分類されます。

節約に対する理解の深さ2㎝ほど

こういう勘違いしてる人は節約に失敗しちゃうね…

節約とはただ単に支出を削ることじゃなく、お金をコントロールする力のことを言うと考えています。
お金を使う基準を厳しく設定して、そのモノサシで使い方の善し悪しをしっかり見極めた上で、それを実行する力ってことです。

節約を極めてこのスキルのレベルが向上していくと、お金の不安はあまり感じなくなります。
不安や恐れを抱くのはその対象のことがよく分かんないから、自分の手には到底負えないものと感じるからです。
なのでコントロールする術さえ知ってしまえば、そうした不安は感じなくなります。

オバケが怖いのも、いるのかどうか分からないし、倒し方も分からないからなのかな?

因みにオバケは「信じる人間の脳内には」いる派

また貯めた資産は失ったり奪われたりする可能性がありますが、節約で得たお金をコントロールする力は奪われることがありません。
このスキルさえあれば、仮にすっからかんになってしまったとしても、またゼロから立て直すことができます。

適切なリスクを許容して投資とかビジネスにも挑戦できるね!!

宝くじ当選とか遺産相続とかの単なるラッキー人間にはできないこと

一生モノの財産とも言えるスキルになるって意味でも節約は非常に有益と言えます。

節約と幸せの関係3 「足るを知る者は富む」の精神

節約と非常にシナジーのある考え方として「足るを知る者は富む」や「清貧」っていったものがあり、節約が進むほどにこの思考が強くなっていきます。

簡単に言うと、少ないもの・在りもの・現状に満足するって考え方です。
既に持ってるものに満足し、モノに執着しなくなるので、「多いほど豊か」って昭和的価値観とはおさらばできます。

節約でお金を払う対象について精査してると、徐々にある事実・・・・に気付き始めます。
その事実とは、そこまで価値あるものが存在しないこと、そしてお金を使うことと生活の満足・充実の間にはさほど関係が無いってことです。

今持ってるものとこれから買おうとしてるものの価値に大きな差はない。
つまり持ち物や今の生活水準の価値を見直せば、新しくお金を使うことなく同じ効果が得られるってことです。

ミニマリストがお金持ちになる理由だね

同時にお金持ちにミニマリストが多い理由でもあるよ

一方でモノの多さに執着してると、その上限は無限大なので永遠に終わりがありません。
つまり一生辿り着くことのない極地に向けて永久にお金を使い続けることになるわけです。

マキシマリストになることで浪費が爆発的に増えるのは確かですが、真の問題はその思考が不幸を招く点にあります。
無限大を目指すってことはお金が無限に出てくだけじゃなく、その欲望が永久に満たされないってことです。

ゴールが無限の彼方に逃げ続けていくからね

永久に不満足なんて不幸以外の何物でもない…。

節約から話がスタートしてるのでお金のことと思われがちですが、お金も含めた人生全体の幸福度を左右することになります。
現状を肯定する視点を持たないと出世やパートナーのスペックなど、あらゆるシーンで軍拡競争から降りれなくなるからです。

もちろん今への満足は向上心の欠如現状維持とも見ることができます。
これらのワードにはネガティブな印象を受ける人も多いでしょうが、心を守り平穏・幸福に生きるには重要な視点です。

誰もが前進できる能力を備えてるわけじゃないからね

重要なのはエリアごとに姿勢を切り替えることです。
目指せるものは上を目指し、上昇志向に苦痛を感じるものは現状を肯定する区別が必要だと思います。
現状を肯定する力が弱い人はけっこういると思うので、その選択肢を得るためにも節約をしてみてはいかがでしょうか?

まとめ

節約することで人生の不幸を避けやすくなるってテーマでお話してきました。

まず何よりも人生で非常に大きなウェイトを占めるお金に関する不安や心配が払拭されることが大きいです。
幸福になる前にまず不幸を避けることが重要であり、人生最大級の不幸の種を取り除くことができます。

お金の不安が節約によって払拭される理由は大きく、「①相対的な収入の増加」と「②お金をコントロールする力の習得」です。
収入に対する支出が下がるので、同じ収入でも大きな安心が得られます。
そしてお金をコントロールできれば、仮に資産を失ってもゼロから復活できます。

また節約するプロセスで「足るを知る者は富む」の精神が養われるのも大きなポイントです。
現状を肯定する思考であり、この思考の獲得によって「より多く」「より上へ」といった終わりの無い軍拡競争から離脱できるので、精神の汚染を回避できます。

ぼく自身、今ある幸せを認識する力が高まってきたことで、今日も無事に目が覚めたことも恵まれてる、幸運だと感謝できるようになってきました。
人体の構造って非常に絶妙なバランスの上に成り立ってますからね。

スピっぽい感じで雲行き怪しくなってきたぞ

そもそも幸福自体が実体のない精神世界の話だから方向性として間違ってないのかも

ただし、足るを知るを許容し過ぎると現状維持マンセー信仰になることには注意が必要です。
この究極完全体が過去の栄光(貫一)に追い縋るオジサン(お宮)で、厄介この上ありません。

逆に「足るを知る」をムリに強制すると、それが別のとこに歪みを起こす可能性もあります。
よく挑戦する人を攻撃する人がいますが、過去に挑戦していて挫折した人や挑戦したいけど行動できない人が多いんじゃないでしょうか?
行動の価値は認めてるのに自分がそれをできないギャップがああいう厄介なモンスターを生んでしまっているのです。

本編でも最後に触れましたが、現状維持と上昇志向のバランスを取るのが重要だと思います。
現状を受け入れるべきものと上を目指すべきものを区別するってことです。
どちらが優れてるとかじゃなく、本人の適性の問題なので、自分と向き合って判断していきましょう。
てなとこで。