【浪費家あるある】こんな特徴を持ってる人は浪費しがち|暇な人ほどお金を使う

節約家視点からすると「何でそんなことにまでお金を払うの?」ってくらいムダでしかないことに浪費してしまう人が多くいます。
本人にはその認識は無いかもしれませんが、客観的に見れば削りようがあるムダでしかなく、「それをカットすれば簡単に貯金できるのに…」と思わずにはいられません。

端的に言って貯金できない原因は明白で、対処しない理由がわかんない

なぜこんなにもムダなことにお金を使いたくなってしまうんでしょうか?
この原因は様々ですが、ぼく自身がほとんどお金を使わない生活をできてる理由を考えた時に1つ思いついたのが、「暇人かどうか」の違いだと思い至りました。

暇な人ほどお金をムダにしがちです。
そこでこのページではやるべきことがない退屈な暇人ほど浪費してしまい、お金に縁がなくなる理由について個人的な見解を述べようと思います。

お金と時間の両方をムダにしてるのか…

人間の2大資産を平気でドブに捨てるなんてどうかしてるよね

暇人が浪費する理由1 お金を使う時間がある

まずお金を使う時間があるっていうのが大きいです。
モノを買うにしろ、サービスを受けるにしろ、お金を使った結果を消費するための時間が必要なので、その時間がない人はお金を使おうとは思いません。

旅行に行けないのに航空券を買う人なんかいないもんね

「仕事に忙しすぎて、なかなかお金を使う暇がないから勝手にお金が貯まってく」ってやつがこれです。
よく知られた例としては医者が典型的ですが、一時期ブラック労働が話題になった学校の先生も実はこのケースに当てはまります。

そんなに給料高くないのに意外とカネ持ってんだよね

オマケに世間知らずだからゴミ保険とかゴミ金融商品の営業が超多いらしい

仕事に忙殺されるのがQOLや精神的な健康の視点から好ましいかはさておいて、強制的にでもやることがあればお金は使わずに済みます。
この点で拘束される時間やリソースの少ない暇人は使う余裕がありすぎて、ムダなことにお金を浪費しがちってことです。

暇を持て余してる人って何に誘っても二つ返事で来るから便利

そういう誘いも忙しかったらちゃんと取捨選択しようって思えるんだけど、暇だとそのフィルターが働かない

断ってもやることなくて退屈なだけだもんね

また思考を遊ばせてる時間が長いのも暇人の問題点です。
よく「悩むのは暇だから」って言いますが、まさにこれで、アレコレ忙しくしてると悩みとか余計なことを考える暇もありません。

思考がフリーな状態では悩み事や心配事がスカスカの脳内に充満していってしまいます。
ネガティブな思考も問題ですが、この暇や退屈がお金を使うことに意識を向けてしまうのも問題です。

「あ、アレ買おうかな」とか「なんか良いものないかな」とか

つい意味もなくAmazonを回遊したりしちゃうやつね

ぼく自身もお陰様で本業にはさほど忙殺されてませんが、ブログやYouTube、Instagramなど自宅でもやることが山積みなので、お金を使うとこに思考が至りません。
アマプラなどのストリーミングサービスの無料期間中は、その視聴時間を作るだけでも一苦労です。

暇人が浪費する理由2 能動性を持っていない

先ほどの問題点は、暇になった結果としてお金を使う時間や思考の隙を作ってしまうって話でした。

こういう状況を作らなければお金をムダにしないで済むわけですが、では「こうした状況を作ってしまう原因は何なのか?」と言えば本人が受動的で能動性に欠けることです。
この能動性の無さが暇人になる原因であり、またお金を浪費する原因でもあります。

先ほども話したとおり、ぼく自身は副業や趣味など自分がやりたいと思えることがあるので、全く暇を感じていません。(時間が足りないくらい)
これらは誰かに強制されたり与えられたものじゃなく、自分から望んでやっているものです。

好奇心と能動性で暇を回避できてるわけね

学生時代であれば勉強や部活などやるべきことをトップダウンで与えられていたので、あまり暇になることはありません。
一方、社会人になると仕事以外は人から与えられることがないので、自主性や能動性のない人は暇を持て余すことになります。

フリーランスとか自営業なら仕事すらも自分で作り出さないといけないね

能動性のない人は人から与えてもらうスタイルにどっぷりで、その生き方に慣れてしまってるので、この暇も受動的なもので埋めようと思ってしまうわけです。
そうした受動的なコンテンツは簡単に手に入りますが、その代わりにお金がかかります

動画サービス、スマホゲーム、漫画、トレンドグルメとかね

さっきの誘われたら飲み会とか旅行とかにホイホイ着いてく都合の良いタイプも同類

これらの受動的なコンテンツの問題点は単にお金がかかるってだけじゃありません。
自分から望んで使ったわけじゃないので、得られる喜びや価値もさほど多くないのです。

お金だけかかって満足できないって真にムダ遣い

多くのマネーリテラシーの低い人たちが、お金を使うことと満足を相関するものと勘違いして、両者を結びつけてしまっています。
本来はお金を使うことと満足度は無関係ですが、そういう誤解をした状態でお金を使ってしまうとイメージとのギャップで欲求不満を感じることにもなります。

そのストレスがさらなる浪費を生みそうだね…。

ちなみに仕事が忙しくてお金を使う暇が無いだけの人も他人事じゃありません。
能動的にアクションを起こして仕事に打ち込んでるなら問題無いですが、たいていの人はやらされ仕事で多忙になってるだけで能動性が無いのは同じだからです。

仕事が無くなったら一気に暇になって浪費生活に転落しちゃうね…。

定年退職だけじゃなくて異動とか転職でも状況は変わるから注意して

まとめ

暇人ほど金ドブしがちな理由について解説しました。

暇なほどお金を使う時間がありますし、思考が遊んでる時間が非常に多いので、余計なことを考えてしまってお金を使いやすくなります。
何かに忙しくしてればお金を使う時間も無いですし、そもそもお金を使おうってとこに思考が至ることもありません。

また暇人に転落してしまう人の特徴として、根本に自主性が無く常に受け身・受動的な性質を持ってることがあげられます。
与えてもらうことしかしてないので、自分から何かに興味を持ったり行動を起こして日常生活を充実させる能力がありません。

しかもお金を使う対象の質も良くないんだよね

心から望んで使ってるわけじゃないからね

学生時代なら勉強・部活などのタスクを与えてもらえたので暇しなかったかもしれませんが、社会人になったら「あなたはコレをやりましょう」なんて丁寧に面倒は見てくれません。
自主性・能動性のない人のプライベートはどんどん暇で退屈になり、会社では窓際に追いやられていくだけです。

こういう性質を持ってる人は楽しみも受動的なモノやコンテンツ、サービスに頼りがちで、簡単に手に入りますがお金がかかります。
能動的に人生を充実させる能力が欠落してるせいで生じる暇をお金で埋めて解決してる状態です。

仕事がたまたま忙しいだけで自分から何か行動を起こしてるわけじゃない人も、受動的な人間に分類されるので、その仕事が取り払われた段階で暇人に転落します。
状況に頼って与えてもらうスタイルは学生と何ら変わりはないことと、お金を失うリスクが待ち構えてることは認識しておきましょう。

そもそもお金うんぬん以前に、やりたいことや楽しみがない退屈な人生ってそれ自体がかなり地獄で精神衛生上も良くありません。
いきなり能動的タイプにジョブチェンはできないでしょうが、少しずつでも自ら興味や好奇心をもって行動するようにした方が良いと思います。
てなとこで。

そんなに暇ならその時間をぼくにくれ