【格差拡大】節約家はより節約家に|金持ちはより金持ちになる理由
資産形成に励む人が毎年楽しみにしてる(?)ものの1つが家計の金融行動に関する世論調査です。
金融広報中央委員会が毎年発表しています。
自分の蓄財の現在地を把握するタイミングだね
この結果の詳細は別のページに譲るとして、年々お金を持つ者と持たざる者との格差が拡大しつつあります。
暮らし向きの明暗がくっきりです。
この格差は新NISAでさらに拡大するんだろうね
もちろん投資によって格差拡大はさらに加速することになりますが、投資は元手になる資金あってのものです。
つまりその資金を捻出できるかが運命の分かれ目。
投資への入金力の差は収入の差と考える人も多いでしょうが、さほど収入は関係ありません。
大事なのは支出を抑えること。すなわち節約による捻出です。
そしていったん節約を始めると節約がどんどん極まっていきます。
格差が拡大しつつある真の要因はここです。
そこでこのページでは節約するほどに節約が捗るようになる理由。
イコール金持ちがより金持ちになり格差が拡大する一方の理由について解説します。
ぼくが数千万の資産を築いてくるプロセスで気付いた実体験に基づく情報だよ
節約が加速する理由1 カエル化現象?
一時期、若者を中心にカエル化現象ってワードが話題になりましたよね?
(「若者」とか言うとオジサン感がヤバい)
すきぴだったはずなのに、急に細かな言動が目について気持ち悪く感じてしまうようになるっていうアレです。
素敵なプリンス(プリンセス)が一転カエルに変身したかのようになってしまうためにこう言われてます。
すきぴとか若者ぶるの寒いよ…
節約してそれなりのお金を持つようになると、これと同じような現象が起こるようになります。
あれほど欲しかったはずのものに全く魅力を感じなくなるってことです。
原因は定かじゃありませんが、どんなものもギリギリ手が届くか届かないかだからこそ輝いて見えるんじゃないかと思ってます。
「買おうと思えばいつでも買える」ってなってしまうと、急に色褪せてしまうわけです。
なんでこんなもん欲しかったんだっけ?って感じ
本家の方のカエル化現象もメカニズムはこんな感じなのかもしれませんね。
高嶺の花子さんは高嶺にあるからこそ良く見えるってことです。
魅力で言うと、折角築き上げた資産を崩したくないって視点もあると思います。
資産○○万円と些末なモノの魅力を比べた時に、前者の方が輝いて見えるんじゃないでしょうか?
お金の価値を高く見積もるのは資産額が増えるほど顕著になるかも
それを崩すほどモノは魅力的じゃないってことね
理由はともあれ、お金を手にするほどに買えるものは増えていき、逆に買いたいものは減っていきます。
物欲がムリなく沈静化してくことでどんどんお金を使わなくなり、より貯まる好循環になるわけです。
節約が加速する理由2 ストレスが軽くなる
2つめがストレスの問題。
節約でお金を手にするほどにストレスも小さくなっていきます。
お金は人生のあらゆる部分で重要なものです。
そのため、それに関わる心配や悩みの影響も強く、生活・人生における大きなストレス要因になってます。
突き詰めてくとほとんどのストレスにお金が関係してるよ
退屈でつまんなかったり、人間関係で苦しんでたりするにも関わらず、そんな仕事を辞められないのもお金の問題です。
そんなに劣悪な環境であってもお金で縛られてしまえば、逃げ出せません。
そんなストレスを解消するためにお金を使っちゃう負のループ
絵に描いたようなマッチポンプだね
こういう悩みもお金がありさえすれば大したことなくなります。
ある程度のお金があれば仕事にしがみつく必要はなく、「辞めようと思えばいつでも」って思えると、実際に辞めなくとも心がだいぶ軽くなります。
お金の余裕ができれば将来の心配も薄れてくね
財布の重さは心の軽さってやつ
そうして余分なストレスを抱えなくなると、その解消のためにムダなお金を使う必要もなくなります。
余計な仕事も不要になり、ストレスも減って、よりお金を使わなくなるわけです。
つまり今度はお金に恵まれる正のループに入るってことだね
悪循環を断ち切るために、ストレスをお金で解消するのを辞めよう
節約が加速する理由3 判断がシビアになる
節約をしていくうちに、お金に恵まれる上で最も大事なことに気が付きます。
それは「お金を使わなくても充実する」ってことです。
節約家がこれを言う場合「お金を使わない生活にも楽しみや幸せはある」って意味合いが強いですが、それだけじゃありません。
もっと正確に言うなら「お金を使ったとこで大した変化はない」です。
浪費家はここで盛大な勘違いをしてる
お金を使わない人生なんてつまんないってよく言ってるよね
お金を使うことを人生の楽しみや充実に結びつけるのは、「多いほど豊か」って考え方です。
つまり絵に描いたような昭和的価値観。
そういえば「若い時は使え」って言ってる人、中年以降が多いかも
平成以降の生まれでも、親など上の世代からの影響でこの貧乏マインドをインストールしてる人は多いかもしれません。
ただコロナ禍で強制的に外出などを減らされたことで、この事実に気付いてアンインストールできた人もいたんじゃないでしょうか?
リモートワークの浸透と合わせてコロナの唯一の功名
これをキッカケに節約に目覚めた人もいたかもね
お金を使っても恩恵が受けられるとも限らないと知れると判断がシビアになります。
実際それほど価値があるものは多くないので、よりお金を使わなくなってくわけです。
ちなみに個人的な話ですが、浪費家の経験があったからこそ強く実感してるんだと思います。
使った経験があるからこそ、使ってない時と明確に対比できるからです。
そういう意味では一回は浪費家になってみても良いのかもね
戻ってこれないリスクはあることには要注意
まとめ
金持ちはより金持ちに、節約家がより節約家になってく理由でした。
理由は大きく以下の3つです。
・いつでも買えるカエル化現象
・財布が重く心が軽くの好循環
・お金を使う意味の無さに気付く
明確な理由があるわけじゃないですが、実感として買えると思うと一気に気分が萎えます。
高嶺の花じゃないですが、ギリ届きそうで届かないくらいが魅力的なんでしょう。
せっかくの資産をそんなことで取り崩したくないってのもある
まあお金によって様々なストレスから解放されていき、その解消っていう浪費をしなくて済むようになります。
逆向きの悪循環に陥ってる人は多いので、いち早く脱出してください。
そして何より節約することでお金を使わなくなっても生活がさほど変わらないことに気付きます。
つまりお金を使うことと生活の満足度はさほど関係が深くないってことです。
これは価値ある使い道がそんなにないってことも示しており、その選別がよりシビアになります。
そうやってどんどん賢くなり、どんどんお金を使わなくなります。
ストレスから解放される部分が典型例ですが、どれもこれもお金が貯まるループを生んでいます。
逆に言えばこれが逆回転するとお金が一向に貯まりません。
そして大半の人は資産形成のコースを逆走してる
ストレスを無くすとか欲しいものを無くすことから入るのは至難の業です。
何かを解決するのにお金を使うことをやめる、すなわち節約から始めて悪循環を断ち切ってください。
てなとこで。
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