【必須条件】お金持ちになる人の特徴5選|無いと貧乏まっしぐらの能力

「お金持ちになりたいですか?」
この質問に対しては、「目指すほどじゃないかな…」って思う人も多いかもしれません。

若い人を中心に昔ほどお金お金してないもんね

「お金はそこそこに人生楽しめれば良い」ってただの現実逃避じゃないと良いけどね

ただ「お金に苦労や心配をせず生きたいか?」って聞かれたらどうでしょう?
たぶん「お金のことで一生悩み続けてたい‼」って人はいないと思います。

もし答えがYESならお医者さんへどうぞ

心理学の研究対象になりそう

一般的には豪遊しまくる成金的なのがお金持ちのイメージでしょうが、実際にはお金に苦労しない状態がお金持ちだと思います。
つまりぼくの定義の上では、みんなお金持ちになりたいってことです。

言われてみれば、お金持ちってそもそも定義がハッキリしてないね

お金に苦労しないとは、支出に対して収入が十分ある状態のことをお金持ちって言います。
つまり言い換えるなら相対的な収入が多い状態ってことです。

・年収2000万円で年間の支出が1950万円
・年収300万円で年間の支出が290万円

これはどちらもお金持ちとは言いません。
一方で以下のケースは(ぼくの定義上は)どっちもお金持ちです。

・年収2000万円で年間の支出が500万円
・年収300万円で年間の支出が100万円

具体的な割合(支出が収入の何%)があるわけじゃありませんが、心配の必要がないくらい収入と支出の間の余白が大きければOKだと思います。

安心、安全なんて主観的な感覚だからね

収支が大きくプラスなら貯金や投資資金も増えるので、そこからの収入も大きくなります。
つまり①大きなストックを作ること、そして大きくしたストックから②フロー収入を得ることの両方がお金持ちの条件ってことです。

そんな憧れのお金持ちになるための条件としてぼくが考えるものを紹介します。
才能のような先天的なものじゃなく、後からでも手に入れられるものばかりです。

つまり誰でもお金持ちにはなれるってことね

ぼくも浪費家から資産家に転身した1人だしね

今からでも人生を好転させるには遅くないので、そのキッカケとして是非さいごまでお付き合いください。

お金持ちの資質1 自立している

学校を卒業して就職して給料を貰って生活している状態。
これを一般的に「自立した大人」なんて言ったりします。

ただ厳密な意味ではこれだけで自立したとは言えません。
経済的にはまだ会社に依存してる的な意味ももちろんありますが、真の意味での自立とは精神的な自立のことを言うからです。

これを満たしてる人はさほど多くない

いい年して精神が子どもより子どもな人とかいるもんね

何かを自分以外の人やモノに頼る場合にはコストがかかり、その最も分かりやすい例が外食です。
食材の仕入れに始まり、料理を作らせて席まで運ばせ、後片付けまで行わせる一連のアウトソース費用がかかってます。

ここまで来るともはや貴族ごっこだね

こういったお金は自炊する能力があればかかりません。
これで節約できる金額は非常に大きいです。

ちなみにこの視点に立つと、有意義なお金の使い方とされてる便利家電もマイナスです。
代表的なもので言うとお掃除ロボットや食洗機。

掃除とか皿洗いとかの家事を自力でやれば払う必要ないもんね

もちろんその浮いた時間を何か有意義なことに使えるならアリです。
この点で恩恵を受けてるって明言できない場合はただの浪費なので注意しましょう。

ともあれDIYは節約の基本メソッドってこと

「無いと生きてけない」なんて大袈裟に感じるかもしれませんが、多くの人は他人に依存しています。
群れてないと不安・孤独感・恥ずかしさなどを感じる人はみな他人や集団への依存症です。

動物的には正常な感覚だけどね

そして群れの人間関係を存続させるために、交際費などムダなお金を払っています。
自立して他人への依存度を下げられてる人は、こういう浪費をすることが少ないです。

交際費はホントに底なし沼だからね

無限にお金を奪われるのか…

サル山のモンキー思考のままお金を垂れ流し続けて良いって思える人は、自然の摂理に身を委ねてればOKです。
ただお金を守りたいなら他人への依存度は下げるようにしましょう。

お金持ちの資質2 自信がある

自分に自信がない人は、自分を大きく良く見せようと必死になってしまいます。
洋服、持ち物に加えて交遊関係など、本体じゃなく薄っぺらな鎧で取り繕おうとするのは、全て自信の無さの現れです。

いい年してオラついてるオッサンとかね

やたらによく喋る輩もそう

沈黙は金、雄弁は銀ってね

自分に自信がない人たちは、自尊心や自己肯定感を自分ひとりでは支えられないので、他人に称賛してもらってその弱いメンタルを支えようとします。
だからこそ、傍目から見て分かりやすい外側の部分を厚くすることに腐心するわけです。

こういう外見を維持するためには相当なコストがかかるよね…。

しかもこのコストは一回かけたらそこで終わりじゃありません。
終わらないだけじゃなく、コストの大きさも回を増すごとにどんどん膨張していきます。

当たり前ですが、家・住んでる地域・車のグレード・バッグ・洋服などはどれも、上下関係・優劣が比較しやすいものです。
つまり勝ち負けがハッキリしてしまいます。

人から褒められること、外側の優劣が全てになってしまってるので、「負け=無価値」ってことになるわけです。
そうならないためさらに課金を続けるハメになります。

終わりのない地獄の軍拡競争へようこそ

このように自分に自信を持てないと、お金を失う負のループに落ちてしまいますが、自分に自信がある人は自分を飾ろうとする必要がありませんし、そうしようとも思いません。

結果としてムダな競争にお金をムダにすることがなくなる

お金持ちの資質3 自分のことを知っている

あなたは自分のことをどれだけ分かってるでしょうか?
「自分のことは自分が一番わかってる」なーんてよく言いますが、これはかなり怪しい。

特にことお金に関しては

他のことでも客観的な意見の方が正しかったりするよね

お金に関して自分をよく知ってるとは、自分の価値観を把握してることを言います。
つまり何にお金を使うと満足度が高いのかわかってるってことです。

どう?わかってないんじゃない?

金額に見合う価値、すなわちお値段以上の価値あるものにお金を使うのが賢い選択です。
価値が下回るならそれは浪費にしかなりません。

価格と価値を混同してる人が多いですが、価値はその人ごとに異なります。
マニアにはレアスニーカーにそれだけ払う価値がありますが、興味がない人からしたらバカ高いだけのただの靴です。

自分の価値観をちゃんと把握できてないと、価格と価値を天秤にかけて比べられません。
となると浪費のリスクも高まるわけです。

しかも払った金額に見合うほどの満足を得られなければそれがまたストレスになります。
そのモヤモヤの解消にまたお金を使うって悪循環。
自分を知って有益なものにだけお金が使えれば、ムダもなく悪循環もなくお金に恵まれてくので、お金持ちにもなりやすいです。

彼を知り己を知れば百戦危うからずってやつね

お金持ちの資質4 自分事として考える

生活の苦しさや人生の上手くいかなさを何のせいだと考えてるでしょうか?
大半の人が周りや環境の問題を真っ先に挙げると思います。

政治とか会社とか親ガチャとか時代とかね

こんな愚痴を濃縮した空間がチェーンの安居酒屋

こういう身の回りで起こる問題や困難の原因を周囲のせいにする思考を他責思考って言います。
この思考にドップリで何事も他人事にしちゃう人はザンネンながらお金に縁がありません。

他責思考の人が挙げる原因は自力ではどうしようもないものが大半を占めます。
この時点で、状況が好転する可能性はもう限りなくゼロに近いです。

それと同時に全てこれらが諸悪の根源と思い込んでしまってるので、その他の原因や解決の可能性を考慮しようとも思いません。
最強の正論を振りかざした時点で思考が止まってしまいます。

一方で身の回りのことを自分事として考えるのが自責思考です。
この思考回路を持ってる人は、政治や時代なんかのせいにしたりしません。

そういう側面があることは知りつつも、この環境の中で自分ができることがないか考えて、そこに全集中します。
状況を少なからず好転させられて、これが他責思考の人との間に大きな差を作るのです。

完全な解決にはならなくても影響はデカイってこと

往々にして他責思考の人は状況を変えられるチャンスに巡りあっても、何だかんだ言ってそれも見送ってしまいます。
環境がどうあれどうせやらないってことです。

結局のところ、変えようがない巨大なものを原因として切り札を切って、やらない言い訳をしてるに過ぎません。
貯金とか投資してる人の恵まれた環境に対する攻撃もよく見かけますが、これも結局は違いを強調してやれなくて仕方ない」って自分を慰めてるだけ。

「自責思考が優れてる」ってより「他責思考が論外」ってことだね

もう1つ、自分の責任や間違いをしっかり受け止められるのは別の視点からもお金にプラスになります。
この反省力はサンクコストバイアスによる浪費を防ぐのにも有効です。

サンクコストバイアスとは、これまでかけた時間やお金・労力などの投資をムダにしたくなくて投資をズルズル続けちゃう心理効果のこと。
別名コンコルド効果としても知られてます。

自分の失敗を認められない人は何やかんやと正当化しちゃいがちです。
そうやって目の前の失敗を覆い隠してしまうせいで、反省もできずに次回に失敗を活かせなくなってしまいます。

お金持ちの資質5 自分で考えられる

最後に最も重要でかつ、現代人の多くに欠けてる資質を紹介します。
これが無いからこそ、お金に苦労する貧乏人だらけなんだと思います。

その資質とは自分の頭で考える力です。
巨大な脳みそを搭載した万物の霊長と言われる人類としては非常に恥ずべきことですが、これが出来てません。

1日8時間、自分の席におとなしく座ってるだけで階級や給料が上がってくような組織は今やほとんど絶滅危惧種です。
Z世代からしたら年功序列なんて都市伝説でしょう。

未だ残ってるとこも消えてくだろうね

制度が消えるが先か組織そのものが消えるが先か

つまり頭を使えなければ出世や収入の面で多大な苦労を背負うことになります。
頭を使えば必ず出世できるほど甘くはないですが、出世してる人は須く頭を使ってるはずです。

また頭を使えない人はアドバイスを求め、間違った人に助けを求めてしまいます。
保険の見直し、投資を金融機関の窓口に、家の購入を銀行に、などが典型例です。

そして食い物にされると…

敵に「自分、どう戦えばいいですか?」って聞きに行ってるようなもんだからね

お金を賢く使って、より多くのお金を手元に残す上でもこの思考力は欠かせません。
節約法などは各種のSNSで山ほど紹介されてますが、肝心なのはそんな小手先のテクニックじゃなく、お金に対する考え方を持つことだからです。

自分なりのポリシーってことね

これを教えてくれる人はあまりいません。
と言うのもこの考え方・正解は個々人ごと違うからです。

ぼくなりの考え方をYouTubeやブログで発信してますが、万人にブッ刺さることはないと思ってます。
だからこそ自分で考えるしかないわけです。

ただそれができない人が多いと…

あらゆる面において損することはあっても得することはほとんどないので、頭を使う習慣は早めに身に付けた方が良いでしょう。

まとめ

お金持ちになる人の特徴・条件についてでした。
まとめると以下のとおり。

1 自立して何かに頼らない
⇔ 何かに頼るほどお金がかかる
2 自信があって飾ろうとしない
⇔ 自信が無いほど外側を飾り立てる
3 自分が求めるものを知っている
⇔ 価値観を知らないと失敗して浪費しやすい
4 自責思考でできることに集中する
⇔ 他責思考になると思考と行動が止まる
5 自分の頭を使って考えられる
⇔ 頭を使えなければ食い物にされる一方

意識的にまとめたってのもありますが、自分の「自」がキーワードになってます。
自分自身のことに全集中することがお金に恵まれるカギなのかもしれませんね。

ぼくも自己中&自分大好き人間で、ここで挙げた条件をほぼ満たしてます。
大好きな自分を守れるのは自分だけだから、そのために「自分ができることはやろう」って思えたわけです。

そういう意味でお金に恵まれる才能はあったのかも

自分のことに全集中することで比較もしなくなります。
この比較はお金に限らず、人生全体において非常に厄介な足かせです。

世の中には自分より環境的に恵まれた人が必ずいます。
親ガチャなんて発想も、よその家庭との比較によって初めて認識できるものです。

自分より楽々生きてる人がいるって思うとやるせない気持ちになってしまいます。
必死で貯めた100万円を高年収の人は何の苦労もなく貯めてるって思うとモヤモヤしますもんね。

これがモチベを削ぐことになる

向上心になるなら比較もありですが、妬みやモチベの減退にしかならないなら問題です。
だいたい後者になっちゃうので自分中心に考えて生きていくことをオススメします。
てなとこで。

協調性も大事だよ