脂肪を燃焼する5つの方法|身近な飲み物が効果大
食事制限じゃダイエットできないってことはどうすればいいの…?運動?
ただ運動するだけだと限界があるよ
ダイエットの目的は既についてしまった体脂肪を落とすことでしょう。
しかし摂取カロリーと消費カロリーの差し引きは現時点から未来に向けての話です。
食事制限などで摂取カロリーを減らすことで肥満は防止できますが、カロリー収支をマイナスにしても脂肪を減らすことはできません。
カロリー不足になると身体が防御で代謝を落とすからね
運動や代謝の向上も消費カロリーを増加させるもので肥満防止策の1つにすぎず、いずれにしても収支バランスを崩してしまうのは危険です。
そこでこのページでは既についてしまった体脂肪の燃焼を効率化する手法を紹介します。
体脂肪を分解して
摂取カロリー=消費カロリー
という構図を
摂取カロリー+体脂肪分のカロリー=消費カロリー
にするってこと!
そのためにまず分解が必要ってことね!
1.コーヒー
コーヒーに含まれるカフェインとコーヒークロロゲン酸というポリフェノールの一種は脂肪の代謝を促進する作用があります。
運動の1時間前くらいにコーヒーを飲むことで中性脂肪の分解を促進し、エネルギーとして活用しやすくしてくれるのです。
またカフェインの効果により集中力もアップするので運動を効率的に行うことができます。
筋トレなどの高度な集中力を要する運動には特に効果的です。
ぼくはコーヒー以外にカフェインサプリメントをトレーニング前に摂取しています。
低コストで手軽な方法ですが、飲むのはブラックコーヒーに限るということに注意が必要です。
砂糖や乳脂肪分が含まれていると血中エネルギーが過剰になってしまうため、せっかく体脂肪が分解されても使われずに元の形に戻されてしまいます。
カフェインの弱点は徐々に効かなくなることです。
詳しくはこちらで!
2.キュウリ
キュウリはそのほとんどが水分で、ギネスブックに「最も栄養のない野菜」として不名誉な認定をされていますが、最近はそのダイエット効果が注目されています。
キュウリにホスホリパーゼという酵素が含まれており、これに脂肪を分解する働きがあることが発見されたからです。
栄養価が低いと言われるキュウリですが、ホスホリパーゼの他にもカリウムやシトルリン、フィト(ファイト)ケミカルが含まれており、ダイエット以外にも色々嬉しい効果があります。
カリウムには浮腫み解消効果があります(ナトリウムの排出を促す)。
シトルリンはウリ科に含まれるアミノ酸で筋肉の分解抑制作用やアンモニアの浄化作用、浮腫みの改善作用があります。
フィト(ファイト)ケミカルは抗酸化物質で老化防止に効果的です。
野菜全般に言えることですが、植物の細胞は固い細胞壁に覆われています。
これは人間の消化酵素では壊せず、咀嚼が不十分だと栄養を取り出すことができません。
よく噛んで細かくすることも重要ですが、効率を考えれば擦りおろしてしまうことをオススメします。
ただし肝心のホスホリパーゼは空気に触れていると次第に効果が落ちるので、直前に擦りおろすことが条件です。
昔から夏野菜は身体を冷やす食べ物などと言われますが、この言説に特に根拠はなく水分が多いからというだけの根拠のないデマゴーグです。
氷を入れた冷たい飲み物とかアイスの方が断然身体が冷えるでしょ
3.MCTオイル
MCT(中鎖脂肪酸の略)はココナッツ由来の無味無臭のオイルで、食事制限を助ける方法の1つとしても紹介しました。
食事制限を助ける方法についてはこちら!
最近は大手の食品メーカーも販売し始めたので、CMなどで耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
このMCTオイルの効果は体脂肪を分解して血中の脂肪酸の濃度を上げることで、食事制限を助けるのもこの働きのお陰です。
エネルギーが身体をめぐってれば新しく栄養を摂らなくていいから食欲がなくなるってこと!
例に漏れることなくMCTオイルの摂取にも注意が必要です。
まず脂肪酸が血中に多いと成長ホルモンの分泌がされにくいので、筋トレとは相性が良くありません。
緩やかな有酸素運動が最適です。
体脂肪を無くすのではなく、それをエネルギーとして使いやすくするというのはコーヒーと同じなので、使わなければまた元の体脂肪に戻るだけ。
そして脂質であることには変わりないので、過剰に摂取すればMCTオイル自体が体脂肪の原料になってしまいます。
さらに脂っぽい体臭がするようになる人も…。
試してみて身体に合わないと感じた場合は使用を控えましょう。
MCTオイルの効果はこのあとに紹介する2つの方法と非常に相性がいいので、組み合わせれば体脂肪燃焼を加速することができます。
4.カルニチン
カルニチンという名前はギリシャ語の「肉」に由来するもので、体内で合成できる非必須アミノ酸です。
主な作用は血中の脂肪酸をエネルギー生成の材料として使いやすくするというものです。
中性脂肪の材料の1つである脂肪酸をエネルギーの材料として使ってしまうので、グリセリンが中性脂肪に合成されにくくなり体脂肪を減らす効果が期待できます。
体脂肪を活動のエネルギーに再変換するだけなので、運動などでエネルギーを消費しなければ再び体脂肪として合成されてしまいます。
また動物性タンパク質の摂取によってカルニチンの血中濃度は高まりますが、過剰摂取は腸内環境の悪化やコレステロール増加のリスクがあります。
カルニチンの摂取はサプリメントがオススメです。
飲むタイミングに決まりはありませんが、エネルギーとして使われる必要があるので、ぼくは運動の前後に摂取しています。
MCTオイルとのタッグは効果抜群!
脂肪はFFA(遊離脂肪酸)という形のエネルギーで消費されます。
これは特に緩やかで負荷の高くない活動で使用されやすいため、ハードな筋トレやスポーツよりもウォーキングなどがオススメです。
5.朝方の運動
運動するタイミングにより脂肪燃焼の効果は左右されます。
新たな体脂肪をつけないためには、食後それらが体内に貯蔵される前に運動などで消費する必要があります。
一方既についてしまった体脂肪を落としたい場合、血中にエネルギーのもとがなく新たに作り出さなければいけない状況、すなわち血糖値が低い時に運動などを行うのが効果的です。
つまりそれは朝食を食べる前のタイミングです。
就寝時間に個人差はありますが、長い時間食事を摂らずにいるため起床時は空腹かつ非常に血糖値が低い状態になっています。
これが昼や夜になると食事や間食などの名残で血糖値が中~高水準になってしまい、体脂肪を分解して血糖を供給する余地がなくなります。
これまでに紹介した方法で体脂肪をエネルギーとして使いやすい状態を作った上で実践するのが効果的です。
起床後の運動の注意点は以下の3点。
・水分補給
・ハードな運動は避ける
・朝食の摂取の仕方
起床直後は水分が不足し血がドロドロです。
そのような状態でハードな運動をすると脱水や血圧の急上昇、血栓などのリスクが高まります。
起床後すぐに水分補給をして準備運動や軽めのウォーキングから始め、徐々に心拍数と血流を上げていきましょう。
空腹のまま運動した後はかなりの低血糖状態なので、その後の食事で血糖値の急上昇が起きやすいことにも注意が必要。
食べる食品のGI値や順番、食べるペースなど血糖値を一気に上げない工夫をしましょう。
まとめ
体脂肪をエネルギーとして使いやすい形に変換する、いわゆる脂肪を「燃やす」方法を紹介してきました。
冒頭でも説明した通りカロリー収支は現時点から未来にかけて、脂肪がつくかどうかということです。
収支がマイナスになれば身体の組織を分解することになりますが、それでは活動を維持できないので身体がそれを許しません。
不足を防止するために代謝(筋肉)を落とすことに…。
今食べるものと体脂肪を合わせたものと消費カロリーをつり合わせれば、不足を起こすことなく体脂肪を減らせます。
そのためにこのページで紹介した方法で体脂肪をエネルギーとして使いやすい状態にしておくことが重要です。
個別の項目の中でも何度か触れていますが、飲み物や食べ物を使った手法はあくまで体脂肪を使いやすくするだけで脂肪を減らすわけではありません。
代謝の向上や運動などで消費カロリーを大きくしていくことは必須です。
てなとこで。
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