【深刻すぎ】現代人が貯金・節約に苦労する理由|刺激依存でお金を失う

貯金がなかなかできないと悩む人は多く、その原因も様々ですが、今回は中でも現代人に特有で多くの人に関係してると思われる原因について解説します。
それは刺激マヒ・不感症です。

ん、どゆこと?

これだけだと何のこっちゃ分かんないと思いますが、現代人にとってこれは非常に深刻です。
現代人は知らないうちに正常な感覚を失っており、そのせいで貯金できずにお金に恵まれない不自由な生活を送っています。

このページでは刺激マヒと貯金の関係について、そしてお金に恵まれたければ一刻も早くこの不感症を脱するべき理由について解説します。
脱け出すための方法についても触れるので、ぜひ最後までご一読ください。

このページでわかること

・現代の刺激の多さと強度の深刻さ
・感覚マヒとお金の関係
・正常な感覚を取り戻す方法

現代人の刺激マヒの深刻さ

言わずもがな分かってると思いますが、感覚マヒ・不感症とは刺激に反応しなくなってしまった状態のことです。
現代人の感覚マヒは非常に深刻で、その状態に気付けていないってことがさらに問題を深刻化させています。

現代は非常に強い刺激に溢れています。

・味の濃いジャンクフードや加工食品
・ポルノや2次元の非現実的な異性の要望
・ギャンブルやゲーム、SNSなど更新や展開が不確実なエンタメ
・週刊誌やブログ、ショート動画などの煽りタイトル
などなど

こんな感じで過剰な刺激が山ほどあるわけですが、これらを異常な刺激だと感じてる人はそこまで多くないと思います。
というより当たり前って思ってる人がほとんどじゃないでしょうか?

これも仕方ないことで、刺激には順応していくものだからです。
同じ刺激を常に刺激と認識してるとストレスが膨大になってしまうので、継続するうちに何も感じなくなります。

つまり慣れってことね

現代は刺激に溢れていますが、その過剰な刺激に慣れていってしまうことで、お金を失うことになります。
続いてのパートでは、なぜこの状態がお金にマイナスになるのかについて解説します。

刺激マヒとお金の関係

かなり異常な刺激に溢れてるって話をしましたが、これらは自然には存在しません。
つまりどれもこれも全て人工的に作られたものです。

刺激マヒの問題点は、こうした人工物を求め続けてしまうことです。
慣れると何も感じなくなるので、より強い刺激を受けないと物足りない・退屈って感じがしてしまいます。

完全に依存症の思考回路だね

こうした感覚マヒや依存体質の人が増えて来たことを反映するかのように、提供されるサービスの刺激レベルも上がってきています。
典型的な刺激って言うと酒・タバコ・ギャンブルなどがありますが、そこから見るとかなり遠くまで来てしまいました。

・次々入れ替わるトレンドグルメ
・目新しい新鮮な体験
・展開展開と目まぐるしく変調する映画や音楽
・ショート動画
などなど

刺激の力と密度がどんどん上がってきてるね

ショート動画なんかは集中力の欠如の象徴でもあるけどね

こうした強烈な刺激や快楽は企業のビジネスとして提供されるので、当然のことながらお金が発生します。
より強い刺激を求めようとすれば、どんどんお金もかかるようになるってことです。

無料で得られる強烈な刺激なんてそんな無いからね

刺激依存はその強さや密度だけじゃなく、外から与えられる受動的なものである点も大きな問題です。
こういう性質が定着してしまうと深く探求する力を失うので、飽き性になってしまい、短期間で次々に新しいものを求めるようになってしまいます。

余計にお金がかかるようになるわけか…。

強さ・量・頻度を求め始めると上がってく一方だからコストも上がる一方

すぐに飽きてしまうってことは、満たされた感覚を得られる時間も非常に短く、かなりの時間を退屈さ・欲求不満とともに過ごすことになります。
この満たされない感覚のストレスがまた余計な浪費を生むことにもなるので、永遠に抜けられない悪夢のような状態です。

刺激マヒを脱け出す方法

このように刺激に依存した体質をそのままにしておくと、お金を失う一方になってしまいます。
この問題を解決して貯金するためには、一刻も早くこのマヒ状態を脱け出し、正常な感覚を取り戻すのが不可欠です。

いかにして依存状態を脱するかと言えば、刺激の強さ・量・頻度を下げて、「当たり前」のレベルを下げていくしかありません。
慣れてしまった経路と逆を辿ることで、狂いに狂ってしまった感覚を正常なレベルに戻せます。

良くも悪くも慣れてくんだね

ただしこの調整はいきなりじゃなく、少しずつ時間をかけて行う必要があります。
「思い立ったが吉日」とばかりにスタートから頑張ってしまう人も多いです。
モチベーションが高いことは良いですが、これは反動で挫折してしまう可能性が高いのでNGです。

ジャンクに酒・ポルノ・ショート動画などとドロドロに濃い味に慣れた人が、いきなり質素な自炊・散歩・読書なんて薄味の生活に切り替えたら退屈この上ありません。
薄味すぎて何も感じないと思います。

なので少しずつ異常なコンテンツの量を減らし、その隙間をお金に頼らない有意義で健全で薄味な活動に置き換えてくようにします。
最終的に100%薄味生活になったところで、やっとこさ依存症からの脱却です。

加工食品まみれの食卓を一品ずつヘルシーな自炊メニューに入れ替えてく感じ

薄味を基本とした上で、たまのアクセントとして濃い味の刺激を混ぜてみるくらいのバランスで生活するようにしましょう。

そこからまた依存症への道を踏み出さないようにね

まとめ

現代人がお金を貯められない理由として刺激依存を紹介しました。

現代は自然界には存在しない異常に強い刺激に溢れています。
そしてその不自然な刺激を当たり前のものと勘違いしてしまってる人が大半です。

こういうのを超正常刺激って言うよ

刺激・快楽が当たり前になると、より強い刺激を求めるスパイラルに入っていってしまいます。
そうした不自然な刺激はサービスとして有料で提供されるので、どんどんかかるお金が大きくなり貯金できなくなるってわけです。

量も強度も上がってく一方だからね

なので、お金をムダに失いたく無ければ、一刻も早くこのような刺激・快楽依存の状況から脱け出す必要があります。
方法は非常に単純で、量や強度を下げていくだけです。
強い刺激に慣れたのと同じく、低下にも慣れていくことができます。

ただし依存症の現代人がいきなり刺激をゼロにしては、ダメージが大きすぎて、脱却に挫折することになりかねません。
モチベーション頼みのダイエットが失敗するのと同じことです。

少しずつ着実に不自然な刺激や快楽への依存度を下げていき、最終的に脱却しましょう。
刺激を除いた部分を正常で自然な刺激で埋めて、最終的には完全に正常化するような流れです。

依存症真っ只中の今はまだ想像もできないと思いますが、薄味の生活はそれはそれで楽しいものです。
もしかすると刺激まみれの日常の中で逆にギャップで良さが際立つかもしれません。

派手なウェアだらけのゲレンデだと逆にシンプルで地味なウェアの方が目立つ的な感じかな

いずれにしても刺激や快楽を人生の楽しみの中心に据える生活は、終わらない軍拡競争のようなものです。
経済的にどんどん疲弊してくだけじゃなく、精神的にも不健全になってしまうので、早めの脱却を目指しましょう。
てなとこで。