節約は最強の自己投資|お金を使わない生活で得られるものとは?

今回は節約が有益、というより最強に近い自己投資になるというテーマです。

自己投資にお金を使うことの有用性を強調する向きは最近とくに高まってきてる印象ですが、個人的にはそこまでこの風潮を肯定的には捉えてません。

その一方でそもそも「お金を使わない」節約という行動そのものが有益な自己投資になるという考え方が今回のページでの話になります。

このページでわかること

・自己投資に対するぼくの個人的な評価(歓迎しない理由)
・節約が有用な自己投資になると考える理由
・節約力を構成する要素(そもそもどんな力?)
・人生経験としての節約の意義

この内容を読んでもらうことで、「お金を使わないだけ」と消極的なもの・ネガティブなものと誤解されがちな節約を、肯定的なものに捉え直してトライするモチベーションになると思います。
また自己投資は正義と勘違いしてムダなお金を使うことも防げるので、二重の意味で資産形成にプラスになるはずです。

自己投資は浪費(説)

冒頭でも述べたとおり、ぼく自身は自己投資にお金を使うことをあまり肯定的に捉えていません。
これもかなり控え目な表現で、たいていの自己投資は単なるお金のムダだと思っています。
その理由は非常に単純で、お金をかけてもほとんど何も生まない・変わらないからです。

だいぶと辛辣ね…

啓発本を読んだり、YouTubeで動画を観たり、セミナーに参加したりと色々してモチベーションは上がってもそれっきり。
実生活になんら変化が起きなかったという経験は全人類がほぼ確実に通ってきた辛い現実だと思います。

言わずもがなですが、何かを知ったり頭の中の意識がいくら変わったところで、実際の行動が変わらなければ身の回りの現実は1㎜も変化しません。
ただ何となく強くなったような「気がする」というぼくらの頭の中の話。
つまり単なるファンタジーの世界です。

筋トレ動画をいくら観ても実際にバーベルを挙げなきゃ強くはならないからね

言ってしまえば自己満足ってことだね

こうなってしまう理由もまた単純で「実際の行動に移す」って部分ができないからです。
「読む・観る・聴く」は受動的なので誰でも簡単にできますが、能動的な「行動・実践」となると途端にハードルが上がり、多くの人はココを越えることが出来ません。

自己投資にお金を使う価値があると錯覚してしまう理由は、お金に縁がない人・貯金できない人が漏れなく罹っているお金に関する病の1つの症状と思われます。
それは「お金を使うことで何かを得られる・何かが変わる」という勘違い病です。

払った金額の多寡や、そもそもお金を使うかどうかと得られる効果の大きさはそこまで密接に関係していません。
この誤解を抱えたままだと価値が得られる・意味があると思い込んでムダなお金を払ってしまいます。

有用なお金の使い道というお墨付きらしきモノが与えられてしまっているのも非常に厄介なポイントです。
「良いモノ」と言われていると思考停止になり、判断やフィルターが働きにくくなります。

無意味な自己投資は有益の皮を被った浪費でしかないってことね

化けの皮を剥がせない包〇マインドを脱しないとね

因みに「お金がムダになる」という側面を中心に述べて来ましたが、お金がかからなかろうと活きない自己投資はすべきでないと思います。
無料でも時間や労力というリソースを失うことになるからです。

お金よりこっちのムダの方がダメージが大きいかもね

限りある人生、ムダにする時間なんて1秒もないからね

節約に投資する価値

このようにあらゆる理由から歓迎される自己投資はかなり限られます。
そんな中で節約は有益な自己投資であると言える理由は具体的には以下のとおりです。

・お金を増やすことに繋がる
・効果が確実
・お金がかからない
・その能力があらゆるシーンで活きる

言わずもがなですが、節約はお金の余裕を作るためのものです。
今となってはベタすぎますが、できた余裕を投資に回せばさらにお金を増やすことにも繋がります。

ビジネススキルや資格取得など、自己投資と呼ばれるモノの大半はお金を目的としたものと言っても過言ではありません。
転職や組織内での出世などを通じて収入アップを目指して投資している人が大半のはずだからです。

このような方法で目的を達成することももちろん可能性としてはあります。
しかしあくまで可能性の話であり、その効果が約束されているわけではありません。

一方で節約は直接的かつ確実に、かつ言わずもがなお金をかけることなく目的を達成することができます。

「自己投資の目的=お金オンリー」というのはやや極論かもしれないけどね。

そして節約によって手にできるのは、節約したお金やそこから増えたお金だけではありません。
そのプロセスであらゆる能力を養うことにもつながります。

節約は「ただお金を使わないようにするだけ」と簡単かつ消極的なものと捉えられがちですが、実際には非常に多くの能力や要素を嚙合わせることで実現されています。
具体的には以下のようなものが代表例です。

・自分自身をコントロールする力
・価値を見極める選別眼
・自分自身の人生の目的や価値観

世の中は科学の力を味方につけた強力なマーケティング戦略で溢れかえっています。
さらに自分自身の欲望も非常に強力でかんたんに抑え込むことは出来ません。

それらに対抗するため、どのような戦略やワナが張られているのかを知り、自分を自制心でコントロールする能力も求められます。
これらの知識や能力を節約を進める過程で身に着けていけるわけです。

またお金を使おうとしてる対象が金額に見合う価値を備えているのか見極める選別眼も求められます。
その判断を適格に行うためには自分自身の価値観を把握することが欠かせません。

簡単に言えば自分が何に喜びを感じるのかを知るってことだね

人生に求めるものとかテーマって言い換えても良いかもね

また節約することで得られるのは金銭的な余裕だけでなく、それに不随する精神的な余裕も生まれることになります。
金持ちケンカせずとはよく言いますが、お金にはメンタルコントロール面にもプラスの影響があるのです。

「自分の機嫌は自分で取る」の1つの手段とも言えるね

経験としての節約の価値

自己投資というと先に述べたとおり、資格やスキルアップへの取り組みというイメージがありますが、その他にもう1つの要素があります。
それが新しい経験を得ることです。

海外旅行に行くとか新しいコミュニティに参加するとかが典型だね

何となくビジネス的な側面に視点が偏りがちですが、実際にはもっと定義を広く捉えて良いと思います。
仕事面も含め人生全体を充実させることに繋がるものであれば広義の自己投資と言うことができ、その意味で経験も含まれます。

そしてこの側面でも節約はプラスになると考えていて、具体的には大きく以下の2つです。

・節約生活そのものの経験
・大きな資産を築くという経験

節約生活は窮屈で辛く苦しくつまらないってイメージを抱いている人はかなり多いと思います。
だからこそ、その経験がプラスになるとは考えにくいかもしれません。

しかし実際には節約生活にも良い側面が数多くあります。
支出対象が限られることでスリムでシンプルな生活になり、多量の判断に思考をムダ遣いする必要が無くなることなどが典型です。

ミニマリストがもてはやされるようになるのもこういう側面が強いよね

あれこれお金を使ってモノや思考に囲まれ追い回される生活に疲れている人にとってはむしろ大きなメリットと言えるんじゃないでしょうか?

また適切に節約や投資を進めていけば、その結果として大きな資産を手にすることも可能ですが、これは誰にでもできるものじゃありません。
節約でお金をコントロールできた人だけが到達できるもので、非常に貴重な経験と言えます。

「貯金額が増えていくのが楽しい」とか「貯金が趣味」とか言ってるとかなり奇特な印象を持たれがちです。(度が過ぎればもはや変態扱い…)
ただこれはこのメリットを経験できてる人が超少数派ってことがかなり大きく影響していると思います。

仮に経験した人の半数がその良さを実感していても、そもそも経験者が全体の10%しかいなければ、高評価を与えている人は全体の5%とスーパーマイノリティってことになります。

「パクチー好き」とか言うと珍しがられるのとおんなじ感じかな

日本人の資産額はかなり悲惨な数字になってるので、この比率もあながち誇張とも言えないんじゃないかな、と。

どんだけ悲惨かは「家計の金融行動に関する世論調査」とか見てみて

https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/

繰り返しになりますが、お金の余裕は金銭的な不安感だけでなくメンタル面にも大きなメリットを及ぼします。
お金の余裕が生まれることで仕事への執着が必要なくなるので、仕事から受けるストレスも緩和される人が多いです。

住めば都。そしてその都の中の豪邸に辿り着ける人はかなり限られている。
その経験は非常に貴重でかつ有益なモノになるってことです。

まとめ

節約が自己投資になると考える理由についてでした。

「自己投資にはケチらずお金を使うべき」って論調はかなり強いですが、ぼくはそこまで安易に歓迎はしていません。
理由は簡単で実際の行動に移せる人がごく少数で、得た知識や情報・モチベーションが実生活には活きないからです。

本人の資質に依るけど、有益と言える自己投資はかなり限られるってことね

お金がかかるか否かに関係なく時間がもったいないよ

一方で節約はお金という実利の獲得が直線的かつ本人の能力に依存せず確実であるという特徴があります。

包みだけじゃなく中身も立派な自己投資ってことだね

しかもその実践にはお金が一切かかりません。

図書館の本とかYouTubeの動画で十分だからね

お金を貯めるための情報商材・メンバーシップ登録なんてゴミ中のゴミ

節約をすることでお金以外にも得られるものは様々です。
自分やお金をコントロールする能力、自分の価値観を把握してそれに沿うか見極める力も身につきます。

節約力とは自分自身やお金をコントロールする能力と言え、これが身に着いていれば経済面、つまり人生の大半における安心を手にできます。
仮に失業・暴落・急な病気や災害などでお金を失っても、また一から資産を立て直せる自信になるからです。

ある一時点での金額そのものはさほど重要じゃないんだよね

永久にお金に困らない能力と自信を得られるのが一番大きいね

かたや稼ぎが多くて無意識にお金が貯まってた・余ってただけの人は仕事を失ったら同時に資産も失う可能性が非常に高いです。
宝くじ当選者や相続で資産を手に入れただけのラッキーボーイズ&ガールズならほぼでしょう。

また経験という観点でも節約は非常に有用です。
節約によるシンプルライフそのものと、節約の結果として得られる大きな資産を持つ生活という大きく2つが挙げられます。

お金を貯めるのが趣味と言うとかなり変人扱いを受けますが、それはそのメリットを経験している人が少数派だからです。
メリットを実感した経験がある人が少なければ、それをプラスに捉える人が稀有な存在になるのも当然と言えるでしょう。

節約というと使わない・買わない・得られないとゼロまたはマイナスってイメージがあると思います。
しかし実際には実践することで得られるものもあるのです。

お金を使わないと何かを得られないわけじゃないからね

お金に縁がない人は特にそういう勘違いをしがちだね

この事実を知ったことで、節約についてポジティブに考えられて貯金・節約に励むモチベーションが上がったんじゃないでしょうか?
何か行動したいけど何から始めれば良いか分かんないって人は、適当に資格の勉強なんかをするよりも節約から始めてみると良いかもしれません。
てなとこで。